2007年11月22日

10月14日週報に掲載


 あるテレビ番組の中で、人々の絶叫シーンが特集されていた。遊園地にある垂直に落ちる絶叫マシーンや、高いビルやがけの上から足にロープをつけて飛び降りるバンジージャンプが紹介されていた。なんで、あんな恐ろしいことを自ら進んでお金を払ってまでするのか、私には全く理解できない世界である。

 15歳くらいの時に、友達と豊島園という遊園地に行き、初めてジェットコースターに乗った。それは、まるで地獄の底に落ちるような恐怖感体験であった。二度と乗るまいと決心して以来、ジェットコースターは乗ったことがない。子供たちを遊園地に連れて行く時も、パパは絶対にジェットコースターには乗らないと念を押してから行く。

 私は、どちらかと言えば気が小さい。名前の真士は、詩篇45篇から「真理の勇士」という意味で付けられたのだが、勇士からは程遠い性格だった。だからなおさら、自分を強く見せることにこだわった。それは気の小さい自分が嫌いだったからだ。しかし、自分を勇士に見せようとすればするほど、気の小さい自分の姿が目に付いてしまうのだ。

 無理に自分を勇士に見せることはない。むしろ神の力は弱さの中にこそ現されるのだ。本当の強さとは、自らの弱さを直視できることだ。なぜなら、その人は神の力に頼らざるを得ないからだ。神の力を帯びる時、私たちは真の勇士となるのだ。さあ、勇士として立ち上がろう。

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