2008年2月24日

2月24日週報に掲載

 数年前に日本にいた時、いつものようにれいに髪の毛を切ってもらっていました。バリカンで刈り上げてもらっていたのですが、突然れいが無口になり、ただならぬ緊張感が頭の上に感じられました。どうやら手がすべったらしく、どうしたらいいのか、大変な事態に頭が真っ白になってしまったのでした。
 ある程度の覚悟を決めて鏡を見ると、そこにはさっぱりとスポーツ刈にされた自分がいました。呆然としていると、すかさずれいが、「似合ってる、最高!」と必死に励ましてくれます。妻の励ましに弱い私は、その気になって、以来スポーツ刈で通して来ました。
 その事件がきっかけであるのは確かですが、もう一つスポーツ刈を受け入れた理由は、頭のてっぺんが寂しくなってきたからでした。また、何と言っても手入れが簡単で、暑いハワイにはぴったりの髪型でした。しかし、いよいよ髪の毛の数が寂しくなってくると、夢よもう一度ではないですが、何かむしょうに髪の毛を伸ばしたくなるものです。そんなわけで、最近髪の毛を伸ばしているのですが。それには、これほど深い? わけがあったのでした。
 それにしても、どれだけ多くの方が牧師の髪型に関心を持っておられるのか、よく分かりました。今の髪型に対して賛否両論が激しく、どちらかと言うと賛成派が優勢のような気もしますが、反対派も巻き返してきます。
 まあ、とにかく私の好きなようにさせてもらおうと思っています。髪の毛のある人も、ない人も、長い人も、短い人も、髪の毛の数まで知っておられる神を、今日も共に礼拝しましょう。

関牧師




0 件のコメント: