2008年4月18日

4月20日の週報プログラムに掲載

堀内政行兄 91歳 天国へ凱旋

 まさに「凱旋」という言葉がふさわしい聖徒の死でした。天においては、天使たちが最敬礼をもって、堀内兄を迎えていることでしょう。 堀内兄は、1944年4月9日に受洗されています。当時の牧師は福田吉郎師でした。ちなみに、ふみ夫人の方は少し早く1939年11月26日同じく福田師より洗礼を受けておられます。
 お二人の信仰人生は、そのままホノルル教会の歴史と言えるでしょう。長い歴史の中では、嵐の吹く時もあったことでしょう。とりわけ第二次世界大戦は大きな試練の時であった察します。しかし、堀内兄を始めとし、多くの聖徒たちがその信仰を守り通し、礼拝を守り続けて来てくださいました。召される前の礼拝まで、ふみ夫人と二人で礼拝を捧げている姿は、それだけで、私たちに多くを語り、信仰の何たるかを示してくだいました。
 ふみ夫人が語られました。「ハズバンドは、言葉数は少ないけれど、祈りの勇者だった。私も子供たちも、ハズバンドの祈りで支えられて来たのです。」また、私たちも、教会も、この勇者の祈りによって支えられてきたのだと思います。教会の祈祷課題を見て、いつも祈っていてくださったそうです。
 私が堀内兄を病院に訪ねた時、最後に聴いた言葉は「アーメン」でした。とても力強く特別な「アーメン」でした。この一言が堀内兄の信仰人生の全てではなかったと思いを巡らせています。「アーメン、賛美と栄光と知恵で感謝と誉れと力と勢いが、永遠に私たちの神にあるように。アーメン」  黙示録7:12

関牧師


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