2010年2月1日

1月31日2010年の週報に掲載

 私は、毎年恒例の牧師リトリートに参加してきました。LA郊外にあるカトリックの修道施設で持たれました。といっても、この文を書いているのは、リトリートに行く前なのですが。

 信仰をもって、素晴らしいリトリートであったと言わせていただきます。

 「リトリート」これは日常から離れ、自分を見つめ、新たな出発をするという、仕切り直しの時でもあります。イエス様は、しばしば、荒野や静かな所に一人で退いて祈りました。これがリトリートです。

 今の多忙な時代に、そんな時間を持つことは困難と感じる方もいるでしょう。しかし、だからこそ、静まる時が必要なのです。そのリトリートで何があるかと言えば、それは神との交わりです。神の御声に耳を傾け、神に語りかける、それがリトリートの時です。

 一度立ち止まって、足元を見つめ、そして主を見上げて、仕切り直しをする。これがないと、簡単にこの世の中の流れに翻弄されてしまいます。

 教会では、4月2日(金)のグッドフライデーの夜から土曜日まで、一泊のリトリートを計画しています。そこで、一人一人が、より深く、豊かな主との人格的関係を持つことが出来るようにと願っています。

 私たちの信仰も、教会全体の歩みも、この天の父との人格的関係から始まります。そのためにこそ、リトリートを大切にしましょう。一日の中で、一週間の中で、一年の中で、天の父との深く豊かな交わりの時を持っていきましょう。

関牧師



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