2010年4月29日

5月2日2010年の週報に掲載

先日のこと、ひょんなことから私の小学、中学、高校の成績表が子供たちに発見されてしまいました。おそるおそる自分でも見てみると、記憶している事と違ったことがあったり、興味深い発見があったり、色々考えさせられました。

高校時代の成績や遅刻、欠席の惨状は、とても子供に見せられるものではありません。2年生の成績はクラス46人中46番目と書いてありました。特に英語が一番ひどかったものです。勉強をした記憶がないのですから当然です。これを子供たちは、どのように受け留めたのでしょうか…?

当時は、新聞販売店に住み込みで働きながら学校に行っていました。朝3時に起きて朝刊を、夕方には夕刊を配っていました。その他は遊びに夢中です。家にお金がなかったわけではなく、ただ家を出たいがゆえに、自分で店に飛び込んでいきました。ですから根性と気力はあったのですが、その力の入れ所がずれていたわけで、学校ではひたすら寝ていました。

それが今は牧師です。このギャップに今さらながら驚きます。でも、子供の自分を振り返って、なんだかその子供がとても愛おしく思いました。抱きしめてあげたいような…、後悔はなく、むしろ子供の自分に感謝したい気持ちです。良く頑張ってきたなと。

関牧師




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