時は、平安時代にまで遡りますが、当時は三歳までは丸坊主で髪の毛を剃っていたそうです。その方が黒々とした良い髪の毛が生えると考えられていました。その子供が三歳になって髪の毛を伸ばし始めることから、それを節目として三歳のお祝いがはじまったそうです。
もちろん神社でお祝いしますので、宗教的な要素もありますが、もともとは子供の成長を喜び願うところから始まったものです。特に子供の体力や病気への抵抗力を考えて、三歳まで無事に育ってくれれば、という切実な思いの中で、三歳を迎えることの出来た感謝の時でもあります。
教会でも、この日本の文化習慣を取り入れて、毎年11月に子供祝福式を持っています。歳は七五三に限りません。子供なら誰でもというわけです。日本からのニュースを聞くたびに、時代は決して子供が安心して成長していける状況ではありません。だからこそ、教会では、子供たちに祝福を祈りたいのです。あなたは愛されるために生まれ、愛するために生かされている。あなたの存在には最高の価値があり、存在そのものが喜びであることを。ご一緒に、心を込めて、子供たちの祝福を祈りましょう。
関牧師
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