2011年7月8日

7月10日2011年の週報に掲載

先日、ハワイ聖会が郷家一二三先生を招いて行われました。本当にわかりやすく説明してくださいました。ごく当たり前の事なのですが、その当たり前の事が生活に生かされていない事を改めて考えさせられました。

現在、あまりにも世の中の流れが速いので、人間にとって本当に大事な事が激動の時代と忙しさの中でおろそかにされようとしています。
少し前までは、目に見える形で私たちの前に立ちはだかっていた問題に対して人は戦っていきました。 しかし、今は何が悪なのかの区別がつかなくなりつつあります。 世の中では人の愛が冷えています。 人の愛が冷えれば冷えるほど、見えない形で違うものとなって現れて来ます。
一体何故でしょうか? 目に見えない愛の心があれば見えていないものが見えてくるから不思議なのです。

目に見えない神と人との関係が崩れ始めますと、社会や会社関係、友人関係、人間関係、家族関係まで幅広く広がってきます。

確かにあそこが悪い、ここが悪いというので、悪い部分を直そうとしましても愛が無いので、他の部分がまた違う形で飛び出してくるのです。 小さな問題は直すことが出来るのですが、人の心に愛が無ければいつまでも同じ誤りを繰り返し続けるのです。 自分の心に愛が無いことに気付く事が本当に大事なのです。 自分と神さまの間にある十字架の愛が私にも、世界の人々にも必要だと思います。


松田従旨







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