2012年9月20日

9月23日2012年の週報に掲載

イエス・キリスト。このお方について私たちはどれだけ知っているだろうか? 毎週金曜日11AMのガリラヤ聖書クラス。ここでは、おもに福音書から、イエス様と人との出会いの記事を通して、イエス様の実像に迫ろうとしている。なぜイエス様は、涙を流されたのか? なぜイエス様は憤ったのか? イエス様のことば、行動、感情…、イエス様の姿そのものを知りたいと願っている。

共に気づいたことを分かち合う中で、新しい発見がたくさんある。人それぞれの見方によって、イエス様の姿がこうも違うのかと驚く。そして自分が見ていると思っているイエス様の姿が、実はほんの一部にしか過ぎないのだと知る。それが失望ではなく、喜びとして感じられる。イエス様は、なんと素晴らしいお方なのかと、新しいイエス様の姿に出会うたびに、感動が増して来る。

例えば、色々な所で、色々な人が私のことを説明することがあある。「関さんてどんな人?」と聞かれたら、10人が同じ答えをするとは思えない。その答えは、その人と私との関係のあり方がそのまま答えになるだろう。単純な話、仲の良い人なら、「いい人だよ」となり、逆ならば「ちょっと困った人」となるかもしれない。

あなたが見ているイエス様は、本当にイエス様だろうか? 実は自分の願望が作り出した理想の「神」なんてことはないだろうか? 聖書を読むこと、祈ること、御心を行うこと、他者と御言葉を分かち合うこと、これらを通して、私たちはイエス様の実像に迫ることが出来る。イエス様をもっと知りたい。そして体験したい。イエス様が生きて働かれる世界、それが自分のものになるなら、こんな幸せな事はない。

関牧師

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