2013年12月17日

12月15日2013年の週報に掲載

 南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領が天に召されました。95歳でした。度重なる脅迫、危険、27年間の獄中生活を乗り越え、大統領に就任し、アパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃しました。「和解のシンボル」と呼ばれたマンデラ氏は、大統領に就任し、権力を手中にしながらも、決して白人に対する報復をしませんでした。「共に座して、語り合う」ことをモットーとして、人種を超えた「和解」を実現したのです。

 マンデラ氏も、また「仕える」人でした。隣人の、国家の平和のために人生を捧げました。高い地位に就いた後も、「仕える」生き方は、変わりませんでした。

 私たちもまた「イエスの心を自らの心として」、「仕える」生き方を実践したいものです。「小さな事を大きな愛で行いましょう。」(マザー・テレサ)

 先週に続いて、今週も、チャレンジをします。この一週間、教会の中の名前を知らない人の中から最低一人を選び、名前を知り、その人のために毎日祈るのです。一言でいいです。「今日一日、**さんに平安がありますように」など。この小さな行為を大きな愛を込めて行いましょう。

 この事が実践されたら、どんなに素晴らしいことが起こるでしょうか? 仕えるという生き方を一つ実践する、このキリストの誕生の時に最もふさわしいチャレンジではないかと思うのです。

関真士師

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