2015年5月29日

5月31日2015年の週報に掲載

「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。もし互いの間に愛があるなら、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです。」 ヨハネ福音書十三章三十五、三十六節

 この御言葉が、今年度の年間聖句です。年間聖句とは、ホノルル教会に対する神の御心です。この御言葉は「主よ、あなたはこの教会にどのように歩んで欲しいと願っておられますか?」という祈りへの応えです。

 イエス様の弟子として歩みましょう。弟子とは、イエス様の言葉に留まる者です。その意味は、信じるだけではなく、その言葉の中に生きるということです。

 イエス様の弟子とは「互いに愛し合いなさい」という御言葉に留まる者のことです。

 この御言葉から、どんなことがあっても、ずれない、ぶれない、外れない。それにしても、互いに愛し合うということを「互いの間に愛があるなら」と表現していることは興味深いことです。愛とは、自分の内にあるものであると同時、間にあるものなのです。その意味を考え、求めていきましょう。

関真士牧師

2015年5月22日

5月24日2015年の週報に掲載

 今回の牧師のサバティカル休暇に際して、シェパード委員会は標語を掲げました。それは「私たちは、イエス様の弟子です。」というものです。

 この標語の背景には、私たちは、牧師や、他の誰かの弟子ではない、イエス様の弟子である、という事が含まれています。

 クリスチャン信仰の素晴らし特徴は、誰でも直接に神と交わることが出来るということです。聖なる神に近づくことさえ出来ない罪人であった者が、イエス様の十字架の救いのゆえに、神を天のお父さんと呼ぶことのできる関係に入れられるのです。

 ですから、誰が特定の人間を介さなくても、誰でもイエスの御名によって神との交わりを持つことが出来るのです。

私たちは、イエス様の弟子です。弟子は、主のことばに従う人です。その人こと、イエス様の本当の弟子なのです。

関牧師

2015年5月15日

5月17日2015年の週報に掲載

 今朝は、喜びの洗礼式が持たれました。おめでとうございます!

 また本日の礼拝の中で「ネヘミヤ・プロジェクト」が紹介されます。これは、東京聖書学院という神学校の増改築工事のことです。

 ホノルル教会の属する北米ホーリネス教団は、この神学校と大変に深い関係を築いてきました。なぜなら私とれいも含めて、日本語部の牧師の多くがこの神学校の卒業生だからです。現在もホノルル教会から中川祐真兄、角田ファミリーがお世話になっています。

 この度教団は、このプロジェクトへの経済的支援を行うことを決めました。私たちホノルル教会としても、出来り限りの支援を行いたいと願っています。

 今日から6月21日(日)まで、献金箱を用意します。どうぞこの働きのためにお祈りくださり、また志のある方は、献金をお捧げください。 なお。このプロジェクトの詳細は、チラシをお読みください。

関牧師

2015年5月8日

5月10日2015年の週報に掲載

 次週の17日は洗礼式が持たれます。朝6時、カイマナビーチで行われます。7名が受洗されますが、内1名はご高齢のため第二礼拝の中で滴礼で行います。

 洗礼式は、卒業式ではなく入学式です。イエス様を信じる前の人生は、信じた後の人生の準備期間です。これからが本番です。これまでの人生のすべてのことが、今この時、益と変えられるのです。

 洗礼式において、水の中に全身が浸る時、それは古い自分の葬りを現します。そして水から出てきた時、それは新しい自分の生まれ変わりの時となります。

 「誰でもキリストにある者は、新しく造られた者である」(Ⅱコリント5:17)

 人々がイエス様を信じて洗礼を受けられることは、教会にとって最大の喜びです。さらに教会は、破れない網として、いよいよ強められていきたいと思います。どんなにたくさんの人が救くわれ、この群れに加えられても決して破れない網として一人一人が成長していきましょう。

関牧師

2015年5月1日

5月3日2015年の週報に掲載

 今私は『舟の右側』という雑誌に二本の連載をさせていただいています。教会の二階の本棚に置いてありますので、是非ご覧下さい。また定期購読もご検討ください。日本のクリスチャン出版社は、経営的には厳しいものがあります。定期購読で経営を支え応援してくだされば幸いです。

 しかし、ただ経営を支えるために購読を勧めているのではありません。この雑誌の『舟の右側』とは、今日のメッセージの箇所に出て来ます。私たちが、福音を伝える時、どこに網を下ろしたらいいのか? を提案するのがこの雑誌の目的です。

 これまでの特集としては、学校荒廃、葬儀、薬物依存、震災支援、原発、ドメステックバイオレンス、人身売買、イスラムの問題など、今月は怒りについて特集しています。

 社会の破れ口に立つ教会として、ここに、イエス様の福音を必要としている人が居る、という事に私たちの目を開かせてくれます。

 教会自身が、まず破れない網として強められ、そしてイエス様から「ここに網を下ろしなさい」という所に福音を伝えていけますようにと祈ります。

関牧師