2015年12月28日

12月27日2015年の週報に掲載

 2015年も、皆さんと一緒に主を礼拝し、主に仕えることが出来ましたことを、心から感謝いたします。

 今年は、2か月間のサバティカル休暇をいただき、また皆様から、心暖まるウエルカムバックのパーティまでして頂いたことは忘れることはないでしょう。

 今年一年も、皆様の愛と寛容によって支えられ、励まされてここまで来ることが出来ました。素晴らしい教会に遣わされ、また素晴らしい兄弟姉妹に支えられていることを、心から感謝いたします。

 この1年間の中で、自分の人生に影響を与えた出来事や出会いを振り返ってみましょう。横線を一本引いて、人生にプラスになったことは上に、マイナスになったと思えることは下に書いてみてください。例えば、仕事が見つかった、これはプラス。車で事故にあった、これはマイナス。

 そして、改めて、マイナスの出来事を見てください。今振り返ってみて、それはそのままマイナスに留まっているか、それともプラスに移動したか、どうでしょうか? 「すべてのことが共に働いて益となる」(ローマ8:20)の約束の通り、益とされたでしょうか。年の終わりに、すべてが神への感謝に変えられたら素晴らしいですね。

関真士牧師

2015年12月18日

12月20日2015年の週報に掲載

 救い主イエス・キリストのご降誕を心から歓びます。

 「救いはあるのか?」 どこにあるのか? どうすればいいのか? 人々の魂の叫びです。

 イエス・キリストは「救い主」です。私たちを罪と死から救い出してくださいます。

 現代は、答えが一つではない時代です。あれも、これも、という時代です。多様化、多元化が、時代のキーワードです。すべてが相対化され、絶対という言葉が成立しない時代です。

 しかし「救い」は、真理であり、絶対でなければ、救いとはなりません。最も救いが求められている中にあって、救いが遠く遠く離れて行くのです。 そんな時代にあって、私たちに託されている神のメッセージは、闇の中に輝きを増す光のように、その輝きを放つのです。

 「十字架で死なれ、復活されたイエスは、救い主である」このメッセージを、私たちは声高らかに告げ知らせるのです。

 このクリスマスの時、全世界に、このキリストの福音が満ち溢れますように。キリストの愛と赦し、平和が与えられますように、心から祈ります。  

関真士牧師

2015年12月14日

12月13日2015年の週報に掲載

 ハワイ時間12月7日は、真珠湾攻撃のあった日です。皆さんは、淵田美津雄大佐をご存知でしょうか? 攻撃隊長であり、一番機で突入し、有名は「トラトラトラ(我、奇襲に成功せり)」という暗号を打電した歴史的人物です。彼は一躍ヒーローになりました。ミッドウェイ海戦にも参加し、九死に一生を得て戦後を迎えます。

 しかし敗戦国のヒーローは、すなわち戦争犯罪人として裁かれることになります。彼も東京裁判の被告の席に立つことになりました。彼の心は、アメリカに対する憎悪で満ちていました。

 ある日のこと、渋谷の焼け野原を歩いている時、一人のアメリカ人の配っているキリスト教の読み物を手にしました。そして聖書を読み始め、「父よ、彼をお赦しください」というイエス様の言葉に出会い、彼は回心するのです。やがて牧師になり、日本中、世界中を、キリストの愛を伝えるために巡回したのです。彼はハワイにも来て、キリストの愛を語ったのです。

 れいの父が青年の時、岡山まで伝道に来た淵田先生の運転手兼カバン持ちをしたことがあるそうです。

ここから始まった世界大戦、しかし、今度は、ここからキリストの愛が世界中に拡がっていきますように祈ります。

関真士牧師

2015年12月4日

12月6日2015年の週報に掲載

 今日は、待降節(アドベント)2週目です。24日には、恒例のキャンドルライトサービスが持たれます。6PM開場、6:30PM開演です。どうぞご家族、ご友人を誘ってご参加ください。今年のテーマは「愛の贈り物」です。

 次週のサンデースクールは、合同クラスになります。「礼拝」をテーマに、新しい礼拝プログラムについて説明をいたします。どうぞご参加ください。

 そして次週の13日(日)は、「心に光を」クリスマスコンサートです。チケットを$10で頒布中です。ウィルソン美代子さんが頒布を担当されています。どうぞ、お集まりください。

 キリストの愛の「広さ、長さ、高さ、広さ」をテーマに語っています。今朝は「長さ」です。来週はホノルルマラソンがありますが、42.195キロのフルマラソンです。とても長いです。キリストの愛は、どれくらい長いのでしょうか? その長さを私たちは、どのように表現しましょう。

 キリストの愛の長さは、永遠であり、それは「変わらない」ことを意味しています。どの時点においても、変わらない。どんな状況になっても、変わらない。それは、まさにキリストの忍耐でもあります。キリストの愛の長さを体感したいものです。

関真士牧師