2013年3月28日

3月31日2013年の週報に掲載

 復活祭の花と言えばユリです。勢いよく開いている真っ白な花が、いかにも復活の命を象徴していますね。このユリの花ですが、意外にも日本原産の鉄砲ユリだそうです。江戸時代の末期、あのシーボルトによって持ち帰られたものが、復活祭の花として定着していったのです。

 日本のこの時期の花と言えば、何と言っても桜ですね。「桜の樹の下には屍体が埋まっている」と聞いたことがありますか? これは、昭和3年に発表された梶井基次郎の詩集の一節がもとになっているそうです。

 あまり気持ちの良い感じはしませんが、この詩を勝手に解釈すると、暗闇があるから光がある。死があるから命がある。この綺麗な花もまた、黒い土から生じたものなのだという、人間の罪深さと、人間の崇高さを、この桜の樹を通してコントラストに映し出しているように思いました。

 主イエスの十字架の死とは、全人類の罪をその身に負って、神の裁きを受けられたものです。この十字架の死の上に、復活の栄光があります。罪と死の中に生きていた人間に、復活の命と希望の光を灯したのです。この復活祭の時、主の十字架の死の上に立つ。復活の力、希望、栄光のゆえに、主を賛美いたしましょう。 

関 牧師

2013年3月26日

吉田文人牧師(元ホノルル教会員)

ホノルル教会で救われ、牧師として献身なされた吉田文人兄。 この度、東京聖書学院での学びが終わり牧師になられました。主に感謝します。

2013年3月22日

3月24日2013年の週報に掲載

ホノルル教会の兄姉へ

 主の御名を賛美します。
 長い冬が終わり、日本にも春が訪れました。
 梅の花が咲き始め、タンポポも顔を出しました。桜も開花を目前に控えています。神の創造されたものは美しいです。

 ホノルル教会から、東京聖書学院に送り出して頂いてから、私は四度目の春を迎えました。先日の3月15日に、私は聖書学院を卒業することが出来ました。四年間の神学校生活が守られた事を心から感謝しています。関先生が来て下さり、中野先生、祐真兄御家族も来て下さり、本当に感謝な卒業式でした。
 卒業してから、多くの兄姉に、よく頑張ったね、と労いの言葉を頂きました。しかし私の正直な実感としては、自分は何もやっていない、という感覚なのです。知識も経験もなく、力もない私です。ただ神さまの憐れみにより、四年間守られたと実感しています。そして多くの人々に祈り支えて頂いたからこそ、ここまで来られたと感じております。特にホノルル教会の兄姉の存在は大きな支えでした。皆さんの祈りなくして今の自分はありません。本当に祈り支えて下さりありがとうございました。

 これから私は新しい宣教地に向かいます。天の御国に入るその日まで、ただただ謙遜な神の僕でありたいです。神に仕え、人に仕え、教会に仕えていく牧師であらせて頂きたいです。永遠の価値をもつ、一人の魂を追い求めて、この与えられた人生の行程を走らせて頂きたいと願っております。

主に感謝しつつ 吉田 文人

2013年3月14日

3月17日2013年の週報に掲載

今年のグッドフライデーは3月29日 7PMから集会があります。日英合同になります。復活祭は3月31日、礼拝後にはポトラックのパーティです。

24日(日)~30日(土)は、受難週です。黙想のためのしおりを配布しますので、どうぞご利用ください。今年のテーマは「あなたは、そこにいたのか?」です。聖霊に導かれて、聖書の中に入り込むようにして黙想しましょう。そして出来るなら、体験した恵みを誰かに分かち合ってみましょう。恵みの体験を言葉に表すことで、聴いた方も恵まれるし、話した方も恵みがなお深く自分のものになります。
そして、復活祭には最高の喜びを主に捧げましょう。死を打ち破り、今も生きておられる主に最高の賛美を捧げましょう。

★英語部のラッセル比嘉牧師が、牧師を引退されました。3月21日付けをもって、ホノルル教会の牧師から退きます。引退に至るまでの経過、後任牧師について、今後の歩みについては、後日英語部から発表されると思われます。日語部としても、この事態を深く受け留め、共に祈るものでありたいと思います。 もし、この件に関して、ご質問などございましたら、関牧師までお尋ねください。

関牧師

2013年3月8日

3月10日2013年の週報に掲載

我が家のカナン農園に、ジャガイモを植えたら良く育ちました。葉が枯れて来たので収穫したのですが早過ぎました。後で聞いた話では、葉が完全に枯れ果てた時が収穫の時だということです。せっかくここまで育てたのに最後のところで失敗しました。残念です。

収穫の時は、早すぎても、遅すぎてもだめですね。最も良いタイミングがあります。ナスなどは見た目で分かるのですが、根野菜は実が土の中にあるので、なかなか収穫の時が難しいです。それでも大根などは、なんとなく「もう抜いていいよ」と教えてくれるのですが、ジャガイモの声は聞き逃してしまいました。
伝道も同じでしょう。相手の声に耳を傾ける。そこから収穫の時が分かってくるのだと思います。

清家真弓さんの洗礼おめでとうございます!ゴスペル虹組を通して教会に導かれ、主イエスを救い主として信じました。ハレルヤ!

今日は東日本大震災から2年目を迎えます。まだまだ復興は途上です。特に人の心の復興、人生の復興には時間がかかります。これからも祖国日本のために祈り続けていきましょう。

この火曜日から10日間、日本に行きます。主日は富山一麦教会で礼拝と午後のセミナーで奉仕する予定です。お祈りをお願いします。

関牧師