2008年2月16日

2月17日週報に掲載


 先週の礼拝では、クライブ宣教師のメッセージがありました。「赦し」というテーマで、とても考えさせられる内容でした。クライブ&マーヤ宣教師夫妻は、以前福岡で宣教師活動をされ、現在は再び日本に宣教に行くための準備をしています。受け入れ先教会や、経済的なサポートなど、様々な準備が必要です。
 日本から見て海外で働く者にとって、日本宣教に重荷を負ってくださるということは、本当に感謝で一杯です。日本は「宣教師の墓場」と言われるほどに宣教困難な地です。私も以前に牧会していた教会では、ドイツ人の宣教師と一緒に働いていました。彼の同僚は、アフリカに宣教に行っていました。彼らの属する宣教団体には毎年活動レポートが送られるわけですが、アフリカからは何十、何百人と洗礼を受けた、教会堂が建った、神学校が出来たとレポートされます。しかし、私の同僚は、受洗者ゼロ、今年もゼロ、経済的なサポートの要請も変わらず、何年経っても自立できない。
 宣教師にとって、ジャングルの奥地や、イスラムの国へ伝道に行くことも困難ですが、日本もまた最も困難な宣教地の一つです。そんな国に、誰が好んで行くでしょうか。それをあえて、日本を愛し、日本のために人生を捧げてくださる。ただ感謝です。
 私が高校生の頃、喧嘩に明け暮れ、とうとう袋叩きで全身打撲で入院しました。そのベッドに一人の宣教師がやってきて祈りを捧げました。嫌で嫌でしかたなかったのを覚えています。そんな若者が、やがて牧師になりました。確かに困難です。しかし主は生きておられます。日本も愛されています。必ず日本にもリバイバルが起こります。

関師


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