2008年2月10日

2月10日週報に掲載

「受難節を迎えて」

 さて、先週の2/6(水)より、教会暦によると受難節(Lent)が始まっています。これは、復活の日からさかのぼって46日前より始まるものです。この期間は、イエスの十字架の受難に思いを向けていくための期間になります。2/6の水曜日を「灰の水曜日」と呼び、「灰」とは悔い改めを意味しています。3/16の日曜日は「棕櫚の主日」と呼ばれ、イエスが子ロバに乗ってエルサレムに入城した日を思う時となります。その時に群集が、棕櫚の葉を道に敷いてイエスを迎えたからです。
 そして棕櫚の主日(3/16)から3/22(土)の一週間を受難週と呼びます。その週の3/21(金)がグッドフライデーと呼ばれ、イエスが十字架にかかった日を思う時となります。3/23(日)は復活祭です。グッドフライデーの日は、毎年ホノルル教会で特別集会を持っています。今年は、7:30PMよりサービスを行います。是非ご参加ください。
 受難節の過ごし方は、教会によって様々ですが、断食をしたり、肉類や好物を断ったりする事もあります。ちなみにカーニバル(謝肉祭)とは、受難節の前にたくさん食べて楽しんでおこうというのが始まりです。ホノルル教会では、特に受難節の過ごし方を決めていませんが、いずれにしても、イエスの十字架への道を黙想し、より深い十字架理解、体験へと導かれることが、受難節を設ける目的です。そのために各自が、それぞれの方法でイエスの十字架に近づいていきましょう。 最後の受難週には、黙想のテキストを配布します。共にイエスの十字架への道程を辿りましょう。そして復活祭には、歓喜にあふれて、復活の主を礼拝しましょう。

関牧師




0 件のコメント: