2012年2月10日

2月12日2012年の週報に掲載

日本から「原発に一番近い教会」の牧師である佐藤彰先生をお迎えしての礼拝です。一昨日、昨日と2回の集会をすでに持ちました。
写真を見せていただきましたが、子供会の集合写真を見ながら、その2時間後に地震が起こったという事でした。普通の日常的な光景が次の瞬間、その町から7万人が一日で居なくなるという事態になりました。誰にも想像もつかない事です。
この1年間、佐藤彰牧師は、全国、海外を駆け巡ってこの震災の話をしています。最近では一般のメディアにも取り上げられるようになりました。「伝える」という働きの大切さを思います。
「伝える」ことは、知らせることです。震災に遭われた方への支援には、多くの必要と分野があります。しかし、まず最初の支援は、「知ること、関心を持ち続けること」です。
最も悲しいのは、「忘れられる」ことです。日数が経つにつれ、潮を引くように、ボランティアの数も、ニュースも減ってきます。この時期は、自殺をされる方が急増する時でもあります。
色々な方法で「忘れていない」というサインを送ることが求められます。そこから次の支援へとつながっていきます。仙台から中澤栄子さんが来られ、そして佐藤彰先生が来てくださり、私たちに「伝えて」くださったことを本当に感謝します。
「神はわたしを知っている」(詩篇139:1)とあります。知ることは愛の一歩です。
3月10日(土)夜。日本時間の地震の時間に合わせて集会を計画しています。

関真士牧師

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