2008年4月6日

4月13日プログラムに掲載

 教会の歩みの中において、会堂建築は最も大きな出来事の一つです。 本日の教会総会において、その是非が問われることになります。
 私たちが物事を決める時、二つの視点が必要です。まずは、会堂が建った時の状況をビジョンとして見ることです。次に実際に目に見える現状を直視して、目的達成のためには、どれだけの犠牲が伴うのかを見極めることです。 そして神の御心を求めることです。私たちクリスチャンは、状況を直視しますが、状況で判断しません。 なぜなら神が良しとされるなら、どんなに状況が悪くても、必ず成るからです。
 神の御心ならば、どんな難事業も必ず成ります。しかし、御心でなければ、石ころ一つでも動かすことは出来ません。私たちが状況を直視するのは、信仰が現実的であるためです。ひと時の感情や勢いは、状況の変化に影響されます。 しかし、現状を直視した上で与えられた信仰は、状況の変化にも影響されません。
 だからこそ、私たち一人ひとりが神の御心を悟ることが必要なのです。 本日の教会総会の選挙では、一人ひとりが自分の意志をしっかり持って投票してください。 そして、その一票が教会の将来に大きく関わるのだという自覚をもって投票にのぞみましょう。 総会の中では、質疑応答も持たれます。 「?」があればどんなことでも質問してください。 大切なのは、一人ひとりがコミットメントを持って教会と関わり、自らの確信に応じて投票することです。そのように投票されるならば、その結果は、神の御心と呼ぶことが出来るからです。

関牧師




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