2009年7月17日

7月19日2009年の週報に掲載

 家を留守にしている間に、庭の草木が伸びていました。さっそく草刈に精を出しました。教会のI兄が手伝ってくださり、さっぱりときれいになりました。芝を刈ったあとの青々しい匂いがなんともいえません。
 LAでサンファナンド教会の鍵和田先生が、モハビDesertに連れて行ってくれました。荒野です。ハワイや日本では決して見れない光景に圧倒されました。枯れた光景を見ているだけで喉が渇くような気がしました。先生は、よくこの荒野に祈りに来るそうです。人工的な音が一切ない、風の音さえも煩わしく感じるという、それほど静かな所です。
 古の聖徒が聖さを求めて荒野に修道院を建てたのも分かる気がします。何よりイエス様が、しばしば荒野に退かれて祈られた姿が思い浮かびます。
 荒野は、決して人に優しくはありません。むしろ人を寄せ付けない厳しさがあります。途中でガスのランプがついてしまい、思わずここで車が止まったらどうしようと考えました。本当に荒野の中では、人間の無力さを痛感させられます。
 しかし、聖書は語ります。キリストの救いを得ることは、荒野に水がわくようなものだと。神の恵みは、荒野を旅する者たちにこ注がれるものです。

聖霊の大雨が降るときに、荒野はサフランの花咲く所に変わります。

関牧師


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