2010年1月21日

1月24日2010年の週報に掲載

 「行き先の分からない船に乗る人はいない」と思いますが、いかがでしょう。たまに当の無い旅もありますが…。

 私事ですが、この4月でハワイ上陸5年を迎えます。前任の鈴木先生よりバトンを受けてから2年半です。4月以降に私は、サバティカルを2ヶ月間取る義務があります。この一区切りの時、教会にとっても、何か新しい成長の段階に入っていくのではという思いがありました。この思いを執事会でシェアーしたところ、ホノルル教会は、成長の階段を一つ上る時であるという共通の認識を得ました。

 教会とは、キリストの体です。ただの組織、建物、人の集団ではありません。聖書には教会は成長するものであることが記されています。エペソ4:16 

 さて、それでは私たちは、どのように過去を受け留め、今を認識し、そして将来を考えるのか。特に将来に関して考える必要があります。新しい成長段階が分かると、教会の力の入れどころ、なぜこのプログラムを持つのか? 何のためにそれをするのか? という教会の営みの一つ一つに必然性と意味が見いだされます。

 よく先生のビジョンは? と聴かれることもあります。確かに主は、牧師にビジョンを与えてくださいます。しかし、それが「牧師の」から「教会の、私たちの」にならなければ意味がありません。

 次週の31日、礼拝後に、教会のこれからの成長段階について考えていることをシェアーしたいと思います。それが教会に受け留められもっと豊かに拡がっていくことを期待しています。 皆さんの参加をお待ちしています。ご一緒に当のある旅に出かけましょう。

関牧師



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