2010年7月31日

8月1日2010年の週報に掲載

私自身のサバティカルも終わり、夏休みで里帰りしたり、旅行に出ていた方々も戻られて、何だかとても嬉しい気持ちで一杯です。皆さんのお顔を見ながら、帰るべき所に帰ってきたという「ただいま」という気持ちです。

わずか一ヶ月だけ、されど一ヶ月も教会を留守にすることは、とてもチャレンジングな事でしたが、私自身にとっても、教会にとって必要な成長のプロセスだったと思います。

牧会者として、いかに自分が頑張るかよりも、いかに聖霊に自由に働いていただくかが大切なことだと、そのためには、いかにそれぞれの人格が尊重され、励まされ、期待されていくか。自分が余計な手を出さないで、任せれば任せるほど聖霊の働きは豊かになる、そんなことを思わされています。

この礼拝から「使徒信条」の連続メッセージを始めていきます。どうぞお祈りください。約2千年間の教会の歴史の中で、守られ、常に告白されてきた信仰告白です。最も古く、しかし最も新しいものです。
ありとあらゆる情報が洪水のように押し寄せる時代です。自分が何を信じているのかをしっかりと確認していきたいと思います。それによって、どんな中にあっても決して揺り動かされない、確固とした信仰を築くことができるでしょう。

ご一緒に使徒信条の旅へ出発しましょう。

関牧師




2010年7月24日

7月25日2010年の週報に掲載

最近、坂本竜馬ブームで私もテレビを見て楽しんでいます。しかし、その時代の事を良く考えてみるとそれ程昔ではなかったのです。今から143年前に生きておられたのです。

そう考えるとだいぶ以前のような気がしますが、私の祖父母は大正生まれで(第二次世界大戦経験者)、私の祖父母は明治生まれで(第一次世界大戦経験者)、曾祖父母は(明治維新経験者)それに私は祖母と一緒に生きた者ですから、あまり遠くの世界で無いような気がします。
その時代はサムライの時代で自由が無くて束縛の時代、それが今は自分で生き方を選択して自由に生きられるようになったのです。 その時代に藩を脱藩して死を覚悟して生きた坂本竜馬。

それに比べると私たちは好きな国に行く事も出来ますし、自由に生き、職業を自由選択できますし、宗教も自由です。 今の自由を自分中心に生きるのでなくて、坂本竜馬のように社会や人の為に生きる大切さを教えておられるのではないでしょうか?

今の世の中人々は失望し、本当の生きる目的を探されているのではないでしょか? 
天と地を造られた神さまは世界の歴史を決められます。 またイエス様の愛する教会には真実があります。
もしかしたら、あなたが今の坂本竜馬かもしれません。 祈っています。 


松田従旨





2010年7月15日

7月18日2010年の週報に掲載

人生いろいろ

日本の演歌に「人生いろいろ」というのがあります。 まことに人生は色々です。
なぜ人生色々なのでしょうか。 同じ太陽、同じ空気、同じ家に同じ親から生まれても、人生色々です。

たぶん人の個性の違いから来ていると私は思います。 同じものを見ても、同じ問題が起きても、人によって、それぞれ感じ方が違います。 感じ方が違えば対応が変わります。 その対応の仕方によって、物事が変わってきます。 だから人生は色々なのではないでしょうか。

個性はその人のものですから、変える事は出来ません。 楽しい人生を送ろうと考えるのならば、正しいものの見方が必要です。 それにはまず、今ある自分の現実、事実を正しく認める事だと思います。

人は時として認めたくないものです。 しかし、人は現実、事実の上に立っているのです。 その土台である事実を無視して、次を見ようとします。 現実無視、土台のない家は倒れます。

石井真澄



2010年7月10日

7月11日2010年の週報に掲載

先週の主日礼拝では、IJCCより中林義郎先生をお迎えし、大変恵まれた時を持つ事が出来ました。ビジネスで大成功を収め、お金儲けにしか興味が無かった人生から、イエス キリストの愛に生きる人生に変えられたというのです。
「妻の祈りがあったからこそ、私は変えられたのです。」と力強く証されていました。まさに男心にグッと迫るものがありました。

「あなたは女心を理解する事ができますか?」という質問に私だったら何と答えるだろうか。もちろん声を大にして「NO」日本に住んでいる私のフィアンセは日本での仕事が忙しく、ハワイ移住の目処がまったく立っていなく、かなり落ち込んでいた時期がありました。「よし、ここはひとつ彼女を喜ばせて上げよう。」と奮い立ち、「君が仕事を辞めて、ハワイに来れるまで僕は10年でも20年でも待ってるよ」と言ったことがありました。話し終えた後、しばらく2人の間に沈黙が流れました。「やった、彼女は声も出せないほど感動している、俺はなんて優しくて、男らしくて、かっこいい奴なんだろう」と大きな勘違いをしていました。後日、関牧師にその件でご相談したところ、「それは縁があったらまた会いましょう」と言っているのと同じだよ。と一喝され、すぐお相手の方に電話でお詫びをしました。その際「あの一言を聞いた時は、本当に寂しかった」とポツリ!言われました。

もしこの世の男性人が全ての女性心理を理解することが出来れば、世界で起きている問題の半分は解決できるのではないでしょうか。また、「女心」を理解する方法を発明、発見した人にはノーベル平和賞が与えられるでしょう。などと自問自答しながら、神様の要求する男らしさとは何か?を考えさせられます。
「男は、怒ったり言い争ったりすることなく、どこででもきよい手を上げて祈るようにしなさい」テモテ 2:8「心と手の清さ」主の御前に自らの罪を言い表し、悔い改め、祈る姿こそ男らしい姿ではないでしょうか。

角田 利光




2010年7月2日

7月4日2010年の週報に掲載

関牧師はサバチカル休暇で約一ヶ月間、教会をお休みになられます。 私たちの教会で、このように長い期間、牧師不在だったことは私の記憶にはありません。
これからホノルル教会が、どのように主に用いられるかどうかは、これから一人一人と神さまとの関係になります。

さてアメリカはもうじき独立記念日、しかし、ここハワイはあまり明るくないニュースから始まりました。 この夏から値上げラッシュです。(ガソリン税、バス賃、水道代、不動産税、煙草税などたくさん)ハワイの人は誰でも同じ苦労を味わいます。

そのような中、ハワイ聖会が行なわれ、その恵みを忘れないうちに、次のステップへ進もうとしています。 これを神の恵みというのでしょう。 中道牧師のメッセージに荒野に神さまが色々なみ業を行って下さったというのです。
今にも荒野の中に倒れそうでフラフラ、その中で倒れても仕方が無いような私達を、神さまは一方的に愛してくださり、生きる力を与えてくださるというのです。一体どのような形で? 知りたいと思いませんか?

一体私が何者で、あなたが何者だから神さまは一方的に愛を持って下さっているのでしょうか? この質問をしっかりと噛み締めたいと思います。

松田従旨