2015年6月18日

6月21日2015年の週報に掲載

 今日は父の日。最近の子供たちは、厳格な父親より、まるで友達のような感覚で接することができる父親を望んでいるという。 また、多くの幼稚園では、近年の家族構成の変化から、母の日も、父の日も取りやめ、代わりにファミリーディーを設け、家族全員に感謝を表す日としているという。

 50年位前まで、父親は家族の大黒柱であった。 時代が進むに伴い、大黒柱とは?と死語となりつつある。 人間の考えた権威ある言葉には揺らぎがあり、社会の、あるいは家庭の大屋根を支えきれないのである。

 『肉親の父親は、私たちの将来のために、ほんの短い間だけ、それも、限られた知識に基づいて、訓練してくれます。ところが神様は、私たちの最善を願って、神様の聖さを共有させようと、いつも、正当な懲らしめを与えてくださるのです。』(ヘブル人への手紙12章10節』とある。

 父なる神の懲らしめ、訓練は、神の真理、義、深い愛の配慮とに基づいてなされる。 神の権威は永遠に変わることなく、訓練は厳しさと愛によってなされている。 父なる神は、不変で不偏で、普遍な方である。厳格な方ではあるが、計り知れない愛で喜び、平安を与えてくださる方である。 クリスチャンの父の日は24時間、365日であり、不滅であることに感謝である。

高橋明子

0 件のコメント: