2015年11月27日

11月29日2015年の週報に掲載

 今日から、アドベントに入ります。アドベントとは、ラテン語で「到来」を意味する言葉です。日本語では待降節と呼ばれます。今日から12月25日のクリスマスまで、救い主の到来を待ち望む期間となります。

 今年もキャンドルライトサービスが持たれます。24日(木)6PM開場、6:30PM開演です。どうぞご家族、ご友人を誘ってご参加ください。

 今年のテーマは「愛の贈り物」です。世界で初めてのクリスマスプレゼントは何でしょうか? 神が私たち人類にくださった贈り物、それはイエス・キリストご自身です。

 今日から4回に亘って、神の愛の、広さ、長さ、高さ、深さをテーマにメッセージを語っていく予定です。イエスの誕生に示された神の愛を心一杯に受け取りましょう。

 テーマ聖句は、ヨハネ福音書3章16節です。聖書の中の聖書と呼ばれる箇所です。「神は実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が一人も滅びないで永遠の命を得るためである。」

 この御言葉を中心に、神の愛がどれだけ、広く、長く、高く、深いのか、その恵みに与りましょう。

関真士牧師

2015年11月20日

11月22日2015年の週報に掲載

 1620年12月26日、イギリスの清教徒たちが、信仰の自由を求めてメイフラワー号でアメリカのマサチューセッツ州プリマスに到着しました。上陸したのは102名(男78、女24)でしたが、そのうちの約半数が厳しい寒さと飢えのために命を落としました。

 生き残った人たちは、先住民であるネイティブ・アメリカン(インディアン)に狩猟や農耕を教わり、春、夏と一生懸命働き、その秋には、たくさんの収穫を得ることが出来ました。人々は教会に集い、収穫を喜び神に感謝の礼拝を捧げたのです。この感謝の礼拝が現在の感謝祭のルーツです。実際には、1789年、リンカーン大統領によって祝日と制定されて今に至っています。

 アメリカの原点は、まさに信仰の清さを求めて、命がけで海を渡った清教徒たちの信仰にあります。そして、ネイティブ・インディアンに助けられたという恵みと、そこから生まれた感謝の礼拝こそが、この国の始まりとなりました。

 しかし、やがて恵みと感謝を忘れてしまったのか、ネイティブ・インディアンの土地を奪うという悲劇の歴史もまた事実です。

 私たちは、この感謝祭の時、今一度、信仰の原点、感謝を神に捧げることの原点に立ち返り、あふれるばかりの感謝を神に捧げましょう。

関真士牧師

2015年11月18日

11月15日2015年の週報に掲載

 日本では紅葉真っ盛り、ハワイも貿易風の心地よい風に吹かれて、少し秋の感じがしてきました。

 「Upgrade Christian」というテーマでお話をしていますが、私たちは「成長」したいと願います。今日は「奉仕」がテーマです。クリスチャンは、まさに奉仕のプロです。私たちの生き方そのものが「仕える」という事だからです。なぜなら、仕えるということは、愛することと同じことだからです。愛することは、仕えることです。

 仕えるとは、相手の祝福のために自分を捧げることです。自分の時間、能力、心を捧げることです。まさに愛することです。

 しかし、この世の中は、真逆の価値観で動いています。成功の印とは、どれだけ多くの人が自分に仕えているかということです。偉い人というのは、召使に囲まれて、部下に囲まれ、自分の命令に従う者たちが多いということです。

 しかし神の国の価値観は、正反対です。真の成功者とは、どれだけ人に仕えることが出来たか、つまりどれだけ多くの人に祝福を与えることが出来たか、どれだけ愛することが出来たかということです。神の国は、この世の国よりも強いのです。ですから、神の国の価値観で生きていくと、この世にあっても成功するのです。教会は仕えることの訓練の場でもあります。

関牧師

2015年11月6日

11月8日2015年の週報に掲載

 濱住ファミリーが日本に帰国されます。3人の子供たち共に9日に出発します。

 濱住司門兄は、ホノルル教会日本語部の組織改革に際して、チャーチプランナーという立場で関わってくださいました。ご自身の企業コンサルタントとしてのスキルを活かして、教会の組織改革に多大な貢献をしてくださいました。その貢献に対して、教会から感謝を現し、記念品を贈呈させていただきます。これまでの尊いご奉仕に心から感謝いたします。

 日本での新しい生活も、住居、学校、お仕事、すべてのことに主の備えがあることを信じ、主の御言葉と御手にお委ねします。私たちは、笑って、濱住ファミリーを主の御手に託し、お見送りいたしましょう。

 とは言っても、寂しいものは寂しい、別れは辛いものです。これまで何人の方をお見送りしたでしょうか? 慣れるということはありません。一人一人との関わりが皆違うからです。

 そう、私たちは地上では皆旅人なのです。天の故郷目指して、それぞれが植えられた所で、根を張り、花を咲かせ、実を結んでいきましょう。 主にあって私たちは一つです。

ありがとう! 濱住ファミリー、行ってらっしゃい!

関牧師