2008年1月18日

1月20日週報に掲載

 先週の合同クラスでは、私と妻のために、皆さんからたくさんの励ましの言葉をいただき、本当に感謝で一杯だった。出席できなかった方のために説明すると、皆で輪になって座り、一人一人が牧師夫妻のために、励ましの言葉を語ってくださったのだ。
 このような企画は聞いたことがない。お別れパーティーならあるだろうが、普段ではまずないだろう。声を大にして、私たちの教会は、牧師夫妻にこんな素晴らしい事をしてくださるのだ!と叫びたい気持ちだ。これだけ励ましていただいたら、力が湧いて来ないはずがない。同時に、牧師夫妻の与える影響の大きさも痛感し、やる気倍増の中にも、牧師職の務めに対する厳粛さも感じている。
 あるカナダ人の牧師の話しである。彼は日本が好きで千ピースの富士山のパズルに挑戦したそうだ。999ピースまで完成した所で、あと1ピースが足りない事に気がついた。紛失したのか不良品なのか、いずれにしても1ピースが足りない。しかし、せっかく作ったのだからと思って、1ピース足りないまま額に入れて飾っておいた。ある友人が彼の家を訪ねて来た時のこと、そのパズルを見て第一声、「おかしい!1ピース足りない!」と言ったそうだ。
 私たちは、当然のように、999ピース有ることよりも、1ピースが無い、ということに目が向くようだ。私もれいも、1ピースどころではない、何ピースも足りない。それでも、そのままの自分を見せて行こうと思っている。なぜなら皆さんは、無いものよりも、有るものに目を留めてくださるからだ。もし、ピースが足りなければ、それは他の方が埋めてくださるのだ。これからもお互いに有るピースを持ち寄って、素晴らしいホノルル教会のパズルを完成させよう。

関牧師


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