2008年9月10日

9月14日週報に掲載

 先週は、ショーン尾谷師を講師に「ミニチャーチセミナー」が持たれた。ショーン師はハワイ出身の日系4世で、現在東京の町田で宣教師として奉仕している。日本宣教17年目を迎えたそうだ。
 ホノルル教会でミニチャーチがスタートしてから、ちょうど一年が経つ。去年の同じ時期にショーン師が来られたのを覚えているだろうか。来年もまた是非お願いしたいと思う。
 この1年間で礼拝出席者は増え続け礼拝堂の椅子も一杯になりつつある。洗礼を受けられる方も、続けて与えられている。やはり、閑散とした礼拝よりも、多くの方々が集まる礼拝の方が活気が出てくる。人数が増えること、特に洗礼者が与えられることは大きな喜びである。教会が規模的に大きくなることで、より大きな影響力をこの社会に持つことが出来るし、様々なミニストりーを展開する可能性が出てくる。
 一方で常に言われることだが、教会は量ではなく、質であると。量的増加が、必ずしも教会の健全さの証明にはならない。ここに一種の緊張関係がある。質が良ければ量も増えるはずだ。しかし量が増えると質が変わってしまう。私たちが目指したいのは、質が良いから量が増える。そして量が増えても質が変わらない、ということだ。
 人数が増えたと言っても、まだハワイ在住の9割以上の日本語族の方々は教会に来ていない。まだまだ収穫は多いのだ。福音が語られているなら、人々はこれからも集まるだろう。しかし質が変わってはならない。ここににミニチャーチの存在意義がある。ミニチャーチに参加される方が一人でも増えることを願っている。 

関牧師


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