2014年1月31日

2月2日2014年の週報に掲載

 先週は、神奈川県の厚木ホーリネス教会から17名の方がホノルル教会に来訪してくださいました。空港から直行で来てくださり、主にある良き交流が持てたことを感謝いたします。

 私が24歳の時ですから25年前、神学生として厚木教会で1年間奉仕をしました。今回25年ぶりにお会いする方が何人もおられ、懐かしく当時のことを思い出しました。

 それにしても25年経っても変わらずに、教会で忠実に奉仕しておられる姿を見て本当に励まされました。当時の私は、若いと言えばそれまでですが、とにかく一生懸命に奉仕しました。力を出し切ったという感じでした。しかし、知恵と知識はまだまだ乏しく、失敗も多く、まさに訓練の場でした。

 その時の私ですべてを判断されたら、この人、牧師になって大丈夫かな? と思われたかもしれません。しかし、まさに「忍耐の実」ですね。ルカ13章9節~にあるように、もう一年待ってくださいと、私を召してくださった主イエスが忍耐してくださったのです。そして、諦めずに育ててくださったのです。いまだ成長の途上にありますが、今日まで来れたのは、ひたすら主イエスの忍耐と、教会の、そして妻の忍耐のゆえであることを思います。

主イエスは、すべての経験を肥やしに変えて、実を結ぶ者に育ててくださいます。どこまで忍耐し、待ち望んでいてくださいます。この主イエスの「忍耐の実」を受け入れましょう。

関真士牧師

2014年1月23日

1月26日2014年の週報に掲載

 とにかく「食べよう!」。イエスのくださる御霊の実を食べてお腹一杯になったら、肉の実など食べる余地もなくなります。教会という果樹園が御霊の実の木で一杯になったら、肉の実を結ぶ木など生える余地がなくなります。

 私たちは、イエスがくださる御霊の実を食べるのです。それは信じて受け入れることです。そして私たち一人一人が御霊の実を結ぶ木となるのです。

★今年から教会では「地域」を大切にしていきます。今日、初めて住居のある「地域別」に集まる時を持ちます。各地域の担当は、シェパード委員がなります。

 各地域で集まることで、ホノルル教会に集う方が一人も漏れることなく、祈られ、覚えられることになります。例えば、車が故障して礼拝に行けそうにない時。怪我をして買い物に行けない時。何か教会の奉仕をしたいと思った時。等々。担当者に連絡すればアイディアをくれます。または緊急時のための連絡網の作成もいたします。

 地域別の集まりに参加することで、何が責任ある働きを任せられることや、役割につくことなどは有りません。目的はあくまでも、人と人とのつながりを強化することにあります。神との関係と隣人の関係を強化することで、「破れない網」として教会が整えられることを願っています。

関真士師

2014年1月17日

1月19日2014年の週報に掲載

 南カリフォルニアでの新年聖会、ウェストLA教会での礼拝、伝道集会での奉仕も無事に守られました。皆様のお祈りに感謝をいたします。会衆の皆さんの信仰に、言葉が引き出されるようでした。御言葉が、参加者の一人一人の内に留まり、実を結んでいくようにと心から祈ります。

 「みんなで育てよう! 御霊の実」ということですが、御霊の実を結ぶためには、まず自分自身がその実を食べることから始まります。食べると種が残り、そこから実を結びます。

 さらに、実が結ばれるまでの過程において、私たちは「共に育てる」ということが大切です。
 「肉の実」を食べない、食べさせないこと。その人が結び始めている御霊の実をさらに育ててあげることです。励まし、共に喜ぶのです。

 ホノルル教会が、御霊の実の果樹園のようになり、ここに来れば、愛がある、喜びがある、平安があると、誰もが言えるような、そんな教会となりましょう。

 また来週は、日曜日の深夜便で出発し、サンディエゴで持たれる牧師リトリートに参加する予定です。ハードスケジュールが続きます。どうぞ体調が守られますように、お祈りいただければ幸いです。

関真士師

2014年1月9日

1月12日2014年の週報に掲載

 ホノルル教会が「御霊の実の果樹園」となる。アモス書9章14節から導かれたイメージです。愛の実、喜びの実、平安の実…、御霊の実が食べ放題です。今年は、御霊の実が大豊作! みんな食べに来てください!と呼び掛けられるような教会になりたいです。

私たち一人一人が御霊の実を結ぶ木です。その木として成長するためには、まず最初に私たち自身が御霊の実を食べます。すると種が残ります。その種が 育って、やがて実を結ぶのです。

 私たちは、まず主イエスご自身から、その実が一杯いただくのです。主の差し出される愛の実、喜びの実、平安の実…、食べるのです。

 食べるとは、信じて、受け入れて、自分のものとすることです。花を見て感動するだけではなく、実を食べて自分のものとするのです。そして私たちが結んだ御霊の実を、今度は、隣人に食べていただくのです。

 それでは、どうやって御霊の実を結ぶ木として成長してくのか、1月、2月をかけて御言葉から導かれていきましょう。

 今朝、英語部からクライブ・カウェル牧師を日語部の講壇に招いています。これからも日英両語部が心を一つにして、共に歩んでまいりましょう。  

関真士師

2014年1月7日

1月5日2014年の週報に掲載

 毎年恒例の年末祈祷を終え、外の花火の音を聞きながら、この文章を書いています。あと1時間で2013年も終わります。暑いハワイですが、雰囲気を出して暖炉で薪を燃やています

 年末祈祷会で一人一人の証を聞かせていただくのは、本当に恵みです。それぞれの人生の中で、神の恵みが確かにその歩みを支えてくださいました。神は真実です。ハレルヤ!

 さて、この週報には、松田ルース姉の証をインサートしています。ほとんどの方がご存じないと思いますが、私が2005年に赴任した時には、すでに高齢のために礼拝には来られなくなっていました。現在99歳(2月で100歳)、ヌアヌのホスピスに入り、主の時を平安の内に待っています。(31日現在)。

 以前、松田姉は、少女時代のことを話してくれました。ワヒアワにあった松田姉の家で家庭集会が行われていたのですが、それがホノルル教会の前身である、ワヒアワホーリネス教会の発足となりました。

 松田姉は、ホノルル教会を支えてきてくださった信仰の大先輩です。私たちが、今日もここに集まり、礼拝を捧げることが出来るのは、当たり前ではありません。この教会が今日まで存在し続けるために、多くの聖徒たちが、礼拝を守り、伝道し、奉仕し、捧げてこられました。改めて感謝を捧げます。私たちも、過去に感謝し、未来のために、信仰生活を励んでまいりましょう。

関真士師