2018年2月12日

2月11日2018年の週報に掲載

 今週の14日から、受難節(レント)が始まります。ちょうどバレンタインデーの日です。

 バレンタインデーの由来は次のようです。ローマ帝国クラウディウス2世の時代、兵士の士気を下げないために、結婚が禁止されました。しかし、キリスト教会のバレンタイン牧師は、隠れて兵士の結婚式を挙げていました。それが発覚し咎められたのですが、バレンタイン師は断固それを拒否し、それでもなお結婚式を司式しました。そしてとうとう捕えられて処刑されたのです。いわゆるチョコレートを上げるというのは、製菓会社が始めたことで、実際の由来とは関係がありません。

本来のバレンタインデーとは、「結婚の祝福」です。それは男女の愛です。愛と言っても、いわゆる自分の欲望を満たすための手段ではありません。真実の愛、本当の愛です。

レントの期間、イエスの十字架の意味が分かれば分かるほど、本当の愛が分かります。神は愛です。そして愛は神から出ています。その愛の発出する所が十字架です。なぜ酷い刑罰の道具である十字架が愛のシンボルとなって首元を飾るのでしょうか? なぜ、十字架が愛のしるしなのでしょうか?本当の愛を求めて、このレントの期間を過ごしましょう。

関牧師

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