2018年10月26日

10月28日2018年の週報に掲載

人生の不思議さ

 私たちは、この広い世界で、同じ時代に生き、この地で顔と顔とを合わせています。私たちの関係というのは、特別選ばれている人間関係だと思います。人はどんなに足掻いても、この広い世界、移りゆく時代の中で、関わることのできる人間は限られています。

 最近私は、改めて自分の人生の不思議さを感じずにはおれません。毎週ホノルル・キリスト教会の愛する皆さまと主を礼拝して、新しい週の旅路をともに始めることができる。これは特別な恵みだなぁ、と。

 私は素晴らしい出会いを与えてくださった主に感謝します。人は出会いによって人生がつくられる、と言っても過言ではないでしょう。しかし、その出会いをも、与えてくださるのは、主なる神です。

 主が結んでくださる関係、神の家族がここにあります。この出会いの祝福と、今日あるこの人生を主に感謝します。

「天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。」イザヤ書55:9

高木牧人牧師

10月21日2018年の週報に掲載

 私たちの結婚に際して、本当に多くの祝福を皆さまより頂きましたこと、心から感謝いたします。

 私がホノルル・キリスト教会に導かれたことも、この教会出身の千恵さんと出会い、結婚に導かれたことも、すべてが主の不思議な御業です。

 「わたしは人のために、ふさわしい助け手を造ろう。」(創世記2:18)の「助け手」というキーワードを、この数年祈っていた私に、主はこのふさわしい時に千恵さんと結婚に導いてくださいました。
 「ひとり」から「ふたり」に。「ふたりを生きる」その意味を日々教えられています。

 お互いがお互いの助け手となって、補い合いながら、主の栄光を放っていく夫婦として成長していきたいです。

 また、私たち夫婦が、その歩みのスタートを、ホノルル・キリスト教会という共にイエス様に結ばれている愛する神の家族、そのキリストのからだなる教会に組み込まれて、歩み出すことができることを心から喜び、感謝いたします。
 今後とも、よろしくお願い致します。

高木牧人牧師

2018年10月15日

10月14日2018年の週報に掲載

「あなたは、主を愛していますか?」と聞かれたら、なんと答えるでしょうか?

 あなたにとって、主を愛するということは、実際にどのような事なのでしょうか。

 愛とは、内なる感情、意志を、行動によって表現するものです。

 私たちは、生き方すべてにおいて、主を愛することを表現していきたいと願います。

 主を愛するという生き方は、イエスさまが教えてくださった、人間にとっての黄金律です。

 心を尽くし、知性を尽くし、命を尽くして、主を愛することです。

 そして自分を愛するように隣人を愛することです。

 私たちが、主を愛する原動力は、やはり、主に愛されたという体験です。その体験から感動を伴った愛、そして愛されたように愛するという行動が生まれます。

今日も、全身全霊で主を愛しましょう。

関真士牧師

2018年10月4日

10月7日2018年の週報に掲載

 10月に入り秋も深まり、と言いたい所ですが、常夏のハワイでは暑い日が続きます。 今年は、世界的に異常気象が目立ち、日本でも台風、地震と、大変な状況が続きました。 どんなに文明、科学が進歩しても、自然の前には人間は本当に小さな存在だということを思い知らされます。

 「サバイバルファミリー」という日本の映画があります。ある日突然、全世界の電気が一瞬で使えなくなってしまうのです。その中を生き延びながら、それによって家族の絆が再生していく様子を描いていてとても考えさせられる良い作品です。

 人類の歴史の中で、電気に関する研究がされ始めたのが1500年代らしく、実際に生活の中で使用できるようになったのは、エジソンによりニューヨークに街灯がついたのが1882年。日本では明治20年(1887年)に一般家庭に配電が始められたそうです。

 人類の歴史の中で、電気が生活の場で使用されるようになって、まだ本当にわずかな期間でしかないのです。しかし、その電気の発明による進歩は、以前の100年が一か月に匹敵するようなスピードです。この社会は、私たちは、これからどうなっていくのか、誰もが「分からない」という中にあって、私たちの立ち位置を定め、歴史を支配し導かれる主を見上げていきましょう。

関真士牧師