今日は枕辺で讃美歌をたくさん歌いました。涙を流して、一生懸命に一緒に歌おうとしました。聖書を読むと、これも涙を流して喜んでくれます。御言葉の奉仕に生涯を捧げてきた父ですから、何よりも礼拝が嬉しいのだと思います。皆さんから頂いた寄せ書きを食い入るように見て、何が書いてあるのか知りたそうにするので、一人一人の言葉を読んで聞かせました。皆さんの愛が十分に伝わりました。本当にありがとうございました。
兄弟三人が、本当に久しぶりに顔を合わせました。弟は父との30年振りの再会となりましたから感無量だったでしょう。私も叔母から父の子供、青年時代の話を聞いたりして、改めて父の存在を見なおしています。高校生くらいの時の写真は、本当に私にそっくりでした。
今回、神様が導いてくださったことは「赦し」ではないかと感じはじめています。それぞれが負い目を持っているような、でもこの時、その負い目が一つ一つ取り去られていくようです。
確かなことは、私たちの地上での生涯は限られているということです。そして天国には何も持って行くことは出来ないのだと、改めて本当に大切なものは何なのかを考えさせられています。
関牧師