2011年3月3日

3月6日2011年の週報に掲載

三日間に亘って開催されていた「父の学校」も、今日が最終日です。 今日のテーマは「父親と家庭」。今日の午後に受講に向かうわけですが、前もって福澤師が「心に光を」放送で語ってくださった「男性は、HOUSEを建てることは出来るが、HOMEを建てることが出来ていない」という一言が心に留まります。

ある方の妻が家を出ました。 夫は当惑し私の所に来て訴えました。 「私は、妻のために家を建て、年に一度は家族旅行も計画し、酒もタバコもやらず真面目に働き、家族を養ってきた。妻は何が不満なのか?!」

その前に、妻の方は顔に青あざを作って尋ねて来ていました。 息子の家庭内暴力にあっていたのです。 しかし、夫は「気づかなかった」と言いました。

この夫を責めているのではありません。 本人は、分からないのです。 HOUSEを作ることは分かっても、HOMEを作ることを知らないのです。 なぜなら自分自身もHOMEを経験したことがないからです。

私自身もどこまで分かっているのか? 学びに行ってきます。
教会の牧師としても考えさせられます。 教会の建物を建てることと、キリストの体を建てること、その違いを分かっているだろうか。
そして私は本当にキリストの体を建てているだろうか? 今一度、天の父の御前で深く考えさせられます。

関牧師



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