2011年6月12日

6月12日2011年の週報に掲載

今日は、教会暦における「ペンテコステの日」です。ペンテコステとは、ギリシャ語で50日目という意味で、過ぎ越しの祭りの50日後に行われる収穫祭のことを指しています。


そして、このペンテコステの祭りの時に、聖霊が降ったのです。使徒の働き2章1節以降に、その様子が記されています。


さて、私たちは、このペンテコステの出来事を「教会の誕生日」としています。それまでの時代は、母の胎内にいるかのようにして、その存在は隠されていましたが、聖霊が降った時に、教会が目に見える形でこの地上に出現したのです。


ハワイには結婚式用のチャペルがありますが、それは建物が教会風に建てられているだけで、真の意味では教会ではありません。教会とは建物でも、組織でもないのです。

  • 教会は、イエス・キリストを信じる者たちの集まりです。
  • 教会は、この世に、キリストを証しすることを使命しています。
  • 教会は、キリストのご臨在されるところです。




人が集まれば雨露を防ぐ「場所」が必要となり、人が多くなれば「ルール」が必要となり、活動が行われれば「役割分担」が必要となります。しかし、それれは後から付随してきたものであって、教会の本質ではありません。教会の本質は「イエス・キリスト」です。


関師

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