2012年5月28日

5月27日2012年の週報に掲載

今日はメモリアルデイでもあり、ペンテコステでもあります。聖霊降臨の出来事と、メモリアルデイと、何かつながりはないのでしょうか? 今日の礼拝で語らせていただくエペソ書1章13、14節では、聖霊とは、御国を受け継ぐ保証であるとあります。

聖霊が内に宿ると、天国が意識されるようになります。そして希望がもたらされます。

聖霊とは、精霊ではありません。聖とは、神の御性質を現す言葉です。聖霊とは、聖なる神の霊 という意味です。ですから、人格(神格?)があります。感情があります。好き嫌いがあります。聖霊は、得体の知れない諸霊ではなく、何かのパワーもありません。天地万物を創造された神の霊なのです。

創世記2章7節「神である主は、土地の塵で人を形造り、その鼻に命の息を吹き込まれた」とあります。実際に、この土の中には、人間の肉体の形成に必要な要素、成分はすべて含まれているそうです。しかし、「命の息」が吹き込まれて、初めて人間は生きる者になりました。この「命の息」こそが、「聖霊」なのです。イエス・キリストを信じるとき、私たちの内に聖霊が宿ります。その時に、私たちは本来の神に造られた人間としての姿を取り戻すことが出来るのです。

関真士牧師

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