2013年2月21日

2月17日2013年の週報に掲載

 先週の13日(水)は、「灰の水曜日」でした。今年も「受難節」に入りました。今年は、3月29日(金)がグッドフライデー、31日(日)が復活祭となります。私たちは、毎年この受難節の時を大切にしています。今年は、40日間の黙想のしおりが出来ませんでしたが、最後の受難週のためには用意したいと思います。

 キリスト教会では伝統的に、春分の日の次の満月の次の日曜日を復活祭としています。ですから毎年その日は違ってきます。さらに、その日から逆算して主日を除く40日前から受難節(LENT)が始まります。その最初の日が「灰の水曜日」となります。

 ZippysにLENTメニューがあるのを見て、さすがアメリカと思いました。LENTとは、もともとゲルマン系の言葉で「断食」の意味です。ある方々は、この期間、肉断ちをします。そこで菜食のLENTメニューなどが登場します。またある方は、実際の断食や、一つの好きな物を断ったりして、思いをイエス・キリストの向けながら、このレントの期間を過ごします。

 ブラジルなどでは「カーニバル」(謝肉祭)がありますが、これはレントに入る前に、思いっきり肉を食べて楽しんでおこうという事らしいです。私たちの教会では、特に決められた過ごし方はありませんが、大切なのは、イエスの十字架の理解と体験をさらに深め、豊かにする機会として、この時期を過ごすことです。

関牧師

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