2014年4月24日

4月27日2014年の週報に掲載

 風の強い日が続きます。ヤシの木が、今にも折れそうにしなっています。でも、不思議と折れません。あの“しなり”がいいのでしょう。

 私たちも、心に「しなやかさ」を持ちたいものです。心が堅いと、一見強そうに見えますが、人生の嵐が吹くと、意外と簡単に折れてしまいます。しかし、一見弱さそうに見えても、「しなやかさ」を持っていると、折れません。

 「しなやかさ」の秘訣は、根の強さにあります。根が強いから、あっちに、こっちに、吹かれても折れないのです。

 私たちは確かに、外から吹いて来る風に影響されます。情報の風、環境の風、人間関係の風…、それらに吹かれてあっちへ、こっちへ。しかし、しっかり真理に根差していると、影響はされるのですが、それに振り回されて倒れることはありません。

 私たちは、御霊の実を結ぶ木でありたいのです。この木が折れたら、実を結べません。どんなに嵐がやって来ても、折れない、倒れない、そんな木になりましょう。そのために、真理に根をしっかりと深く張りましょう。

 真理とは、イエス・キリストです。

関牧師

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