2014年11月28日

11月30日2014年の週報に掲載

 先週の夕拝は、日本とスカイプ中継でつないで合同礼拝を持つことが出来ました。日本では大人9名と子供2名が参加されました。

 いよいよ今日から、アドベント(待降節)です。キリストの御降誕の意味を考えながら過ごしましょう。

 最近では、クリスマスをサンタの日と勘違いしている方が多くいます。本来、クリスマスの主役であるキリスト不在のクリスマスです。

 このような時代だからこそ、私たちは本物のクリスマスを過ごしましょう。神の子キリストが人となってくださったことの意味を考え、それが自分にどれだけの恵みをもたらしているのか、まさに感謝の日々です。

 このような時期に、次週の12月7日は、真珠湾攻撃が行われた日です。かつて、このハワイから世界大戦の口火が切られ、世界に争いが拡がりました。しかし、私たちは決意を新たにしましょう。今度は、ここから世界にキリストの平和が宣べ伝えられることを。そのために私たちを用いてくださいと祈りましょう。

関牧師

2014年11月21日

11月23日2014年の週報に掲載

 今週は「感謝祭」です。感謝とは、クリスチャンが最も多く使う言葉ではないかと思います。

 感謝という実は、恵みという種から生じます。感謝と恵みは、ワンセットです。

 「いつでも、すべてのことについて感謝しなさい。」とあります。そのように命令されると、出来ないことを考え始めます。しかし、感謝とは、恵みから生じるのです。出来事、そのものからは感謝が生じません。

 いつでも、全ての事に、ということは、神の恵みは、いつでもある。神の恵みはすべての出来事の中にある、ということなのです。

 永遠に変わることのない、いつでも注がれている神の恵みに目を留めてみましょう。すべての出来事の中で、特に試練の中で、苦しみの時に与えられる神の慰め、痛みの時に与えられる神の癒し、喪失の嘆きにある時に与えられる神の希望…。

 神の恵みは、いつでも、どんな時にもあるのです。神の恵みに目を留め、神に感謝を捧げましょう。

関牧師

2014年11月13日

11月16日2014年の週報に掲載

 1620年12月26日、イギリスの清教徒たちが、信仰の自由を求めてメイフラワー号でアメリカのマサチューセッツ州プリマスに到着しました。上陸したのは102名(男78、女24)でしたが、そのうちの約半数が厳しい寒さと飢えのために命を落としました。

 生き残った人たちは、先住民であるネイティブ・アメリカン(インディアン)に狩猟や農耕を教わり、春、夏と一生懸命働き、その秋にはたくさんの収穫を得ることが出来ました。人々は教会に集い、収穫を喜び、神に感謝を捧げたのです。この感謝の集まりこそが、現在の感謝祭のルーツです。

 感謝の源は、「恵み」です。清教徒の方々は、ネイティブ・アメリカンの方々から、恵みを頂いたのです。だから、そこに感謝の宴が催されたのです。

 私たちは、感謝が足りなくなっている時、それは恵みを忘れている時、それは人間がとても高慢になっている時です。やがて、ネイティブ・アメリカンの人々は、土地と命を奪われていくのです。

 私たちは、恵みを忘れてはなりません。「数えてみよう主の恵み」という聖歌があります。恵みを数え、感謝を捧げるものでありましょう。

関牧師

2014年11月7日

11月9日2014年の週報に掲載

 先週の礼拝で、3名の方がイエス様を信じる決心をしました。教会にとって最大の喜びです。ハレルヤ!

 11月23日(日)に洗礼式を予定しています。洗礼を希望する方は、関牧師までご連絡ください。

 イエス様は、心の扉をノックしておられます。その扉を開けるかどうかは、自分が決めなければなりません。もし開けるなら、イエス様は入ってきてくださいます。

 このメッセージは、クリスチャンにも語られています。私たちは、いつの間にか、主を外に追い出してしまっていることはないでしょか? 神の家なのに、自分の家に戻していることはないでしょうか? 教会も同じことが言えます。

 今一度、自己を振り返ってみましょう。扉を開いて主をお迎えしているか。さらに心の内なる部屋のすべての扉が開いているだろうか? 開かずの部屋がないだろうか? 全ての心の部屋に主をお迎えしましょう。

 それにしても、イエス様の愛と忍耐を思います。自らを外に追い出すような者に、それでも扉をノックし続けてくださるのです。そして和解の手を差し伸べてくださるのです。イエス様の愛に圧倒されます。

関牧師