2014年12月12日

12月14日2014年の週報に掲載

 待降節(アドベント)第三週となりました。救い主の誕生の意味の豊かさを新たに体験する時といたしましょう。

 神が人となられたという出来事を「受肉」と言います。肉体を受けられたということです。ですから私たちの信仰も「受肉」したものでなければなりません。

 目に見えない霊的な世界と、目に見える世界とが結び付いていなければならないのです。私たちが信じ日々体験している、神の愛、赦し、平安、喜び、永遠の命…、それらが確かに目に見える形で現れるのが、神の御心です。

 その現れは、私たちの隣人との関係の中にこそ現れます。先週は「平和」について語りました。平和の秘訣は「赦し」です。まず自分自身が赦され、そして隣人を赦す時に、キリストの平和が目に見える形となるのです。

 信仰と実際の生き方が切り離されることなく、受肉したものでありますように。私たちの実際生活の中で、キリストの恵みを証しすることが出来ますように。

このクリスマスの時、神が人となられたことが、今の自分にとって、どれほどの意味があるのか、しばし黙想しながら考えてみましょう。       

関牧師

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