神が人となられたという出来事を「受肉」と言います。肉体を受けられたということです。ですから私たちの信仰も「受肉」したものでなければなりません。
目に見えない霊的な世界と、目に見える世界とが結び付いていなければならないのです。私たちが信じ日々体験している、神の愛、赦し、平安、喜び、永遠の命…、それらが確かに目に見える形で現れるのが、神の御心です。
その現れは、私たちの隣人との関係の中にこそ現れます。先週は「平和」について語りました。平和の秘訣は「赦し」です。まず自分自身が赦され、そして隣人を赦す時に、キリストの平和が目に見える形となるのです。
信仰と実際の生き方が切り離されることなく、受肉したものでありますように。私たちの実際生活の中で、キリストの恵みを証しすることが出来ますように。
このクリスマスの時、神が人となられたことが、今の自分にとって、どれほどの意味があるのか、しばし黙想しながら考えてみましょう。
関牧師
0 件のコメント:
コメントを投稿