2015年10月9日

10月11日2015年の週報に掲載

祈り

私達普通の人間が全知全能なる神様と会話が出来るなんてとても不可能だと思っていました。しかし、神様の霊によって書かれた聖書はそれが可能だといっています。私達が神様に心を向け、『父なる神様』あるいは『天のお父様』と呼びかけて祈る時、神様は私達に御顔を向けてくださり、『はい、__さん、あなたが話しかけるのを待ってたよ』と言って私達と会話をしてくださるというのです。 その会話の中で私達の希望や願い、感謝等を申し上げるんです。

つまり祈りです。

神様は全知全能ですから勿論私達が申し上げる前から全て御存知ですが、神様はあえて私達がその祈りをもって彼の前に出ることを望んでおられ、そして祈られた事柄には時に叶って最良の答えを下さいます。そこに信仰による素晴らしい親子関係、人格的お交わりが実現するのです。神様はそれを私達に望んでおられ待っておられます。

私の友人の雪さんはその交わりを実践されていました。彼女は何時も笑顔で誰にでも何にでも愛を持って接していました。そして何よりも祈りの人でした。彼女が病床に在る時、よく目を閉じていました。私は彼女が眠っているのかと思いながら声をかけると、彼女は言いました、『今、お交わりをしているから後にして』と。 そこが雪さんの愛の泉でした。

ウイルソン美代子

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