しかし敗戦国のヒーローは、すなわち戦争犯罪人として裁かれることになります。彼も東京裁判の被告の席に立つことになりました。彼の心は、アメリカに対する憎悪で満ちていました。
ある日のこと、渋谷の焼け野原を歩いている時、一人のアメリカ人の配っているキリスト教の読み物を手にしました。そして聖書を読み始め、「父よ、彼をお赦しください」というイエス様の言葉に出会い、彼は回心するのです。やがて牧師になり、日本中、世界中を、キリストの愛を伝えるために巡回したのです。彼はハワイにも来て、キリストの愛を語ったのです。
れいの父が青年の時、岡山まで伝道に来た淵田先生の運転手兼カバン持ちをしたことがあるそうです。
ここから始まった世界大戦、しかし、今度は、ここからキリストの愛が世界中に拡がっていきますように祈ります。
関真士牧師
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