2016年10月28日

10月30日2016年の週報に掲載

 ハロウィンについて、最近「これはキリスト教のお祭りですか?」と聞かれることがあるので、お答えいたします。  答えは「NO」です。ハロウィンとキリスト教は全く関係ありません。むしろ正反対の、反キリスト教的なお祭りです。
 もともとの起源は、ケルト民族のお祭りで、死者の霊が家族に会いに来るという、日本のお盆に似たものです。

 現在は、その宗教的な意味合いは薄れ、仮装大会や、キャンディを貰いに近所を廻るというゲーム感覚のようになっています。しかし、その起源が、非常に悪魔的であったので、現在の仮装も悪魔的な、目を背けたくなるようなおぞましいものが多いのも事実です。また凶悪な犯罪が起こることもあります。

 私たちは、ハロウィンのお祭りはしませんし、ハッピー・ハロウィンという言い方もしません。しかし、仮装大会や、キャンディを貰いにいくような、習慣としてあるものに関しては容認しています。ただ、例えば、ゾンビのような仮面をかぶれば、中身もそれに影響されるものです。十分に注意して、もし仮装するなら、楽しく、明るく、良い仮装をしたいものです。

 教会では、「聖人の日」という別のお祭りとして集まり、仮装とポトラックをします。どうぞ明日、ご参加ください。

関牧師

2016年10月21日

10月23日2016年の週報に掲載

 昔は「男子厨房に入らず」という言葉があって、男性が料理をするなんて恥ずかしいことでした。ですから、その年代の男性で料理が出来る方は、とても少ないです。

 しかし、料理の楽しみを知ると、こんなに面白いことはありません。まあこれは、個人的な趣味の話ですが。料理の大好きな私としては、聖書の御言葉も、料理にたとえてしまいます。

 礼拝メッセージも、素材である御言葉を、そのままでは食べられないので、食べやすいように、つまり理解し受け取りやすいように料理して伝えるということです。それも、素材の味を壊してはいけません。あくまでの素材の味を引き出すことが大切です。世界共通用語となった「和食」の勘所です。

 どんな人でも「美味しい!」と言ってくださるように、御言葉の名料理人を目指しています。その一方で、お客様の中から、出来上がった料理を頂くことから、自分も料理をする立場になることも大切です。誰かが作ってくれないと、自分では料理できないというのもどうかと思います。

 御言葉の料理教室とでもいいましょうか。自分で御言葉を料理できるようになってほしい、そんなことを考えています。

関牧師

2016年10月14日

10月16日2016年の週報に掲載

 お知らせ 熊本キリスト教会(吉田文人牧師)は、下記住所へ移転し、名称を「植木キリスト教会」と改めました。

 〒861-5501 熊本県熊本市改寄町2370

 現在の場所から、車で北に15分くらいの場所です。旧会堂は地主さんから立ち退きを要求されました。そんな時に、教会員が1家族3名の植木教会が、会堂を日本ホーリネス教団に譲渡してくださいました。坪366で、とても広い場所になりました。現在は、土地の購入も進行中です。どうぞお祈りください。

 先週の合同クラスでは、日本の教会存続の危機的状況について説明しました。そして、私たちホノルル教会は、その危機的状況の中にあるという立ち位置を確認しました。

 「人の危機は、神の好機」です。危機の時には、基本に帰る。これを一つの理念とします。基本とは、教会活動としては、礼拝、交わり、宣教。信仰者としては、御言葉と祈りです。

 ここをしっかりと強化していきましょう。特に御言葉の学びを深め、ミニチャーチを充実させ、最高の礼拝を捧げましょう。そして、私たちは、何のために存在しているのか? そこをもう一度REVISIONしながら、教会として前進していきましょう。

関牧師

2016年10月7日

10月9日2016年の週報に掲載

 日本伝道者会議から無事にハワイに戻りました。皆さまのお祈りを感謝いたします。

 約2000人が参加した大きな会議でした。今ここにある危機的状況を認識した上での会議でした。教会の教勢が現状のままで推移するなら、30年後に教会は激減、あるいは消滅?しているというデータを踏まえ、私たちはどうするのか?

 海外にある日本人教会も安閑としてはいられません。実際に多くの所で日本人教会が閉鎖されています。

 「人の危機は、神の好機」と言います。危機であるからこそ道が開かれます。ですから、私は決して悲観していませんし、恐れていません。むしろ、主が何を起こしてくださるのか、楽しみの方が大きいです。

 教団教派の壁が低くなっています。特に地方の教会では一致が進んでいます。
 教会のあり方が問い直されています。会堂中心、牧師中心の教会運営が見直されています。

 ホノルル教会も、20年後、30年後を見据えて、いよいよ主の業に励んでいきましょう。

関牧師