2016年10月21日

10月23日2016年の週報に掲載

 昔は「男子厨房に入らず」という言葉があって、男性が料理をするなんて恥ずかしいことでした。ですから、その年代の男性で料理が出来る方は、とても少ないです。

 しかし、料理の楽しみを知ると、こんなに面白いことはありません。まあこれは、個人的な趣味の話ですが。料理の大好きな私としては、聖書の御言葉も、料理にたとえてしまいます。

 礼拝メッセージも、素材である御言葉を、そのままでは食べられないので、食べやすいように、つまり理解し受け取りやすいように料理して伝えるということです。それも、素材の味を壊してはいけません。あくまでの素材の味を引き出すことが大切です。世界共通用語となった「和食」の勘所です。

 どんな人でも「美味しい!」と言ってくださるように、御言葉の名料理人を目指しています。その一方で、お客様の中から、出来上がった料理を頂くことから、自分も料理をする立場になることも大切です。誰かが作ってくれないと、自分では料理できないというのもどうかと思います。

 御言葉の料理教室とでもいいましょうか。自分で御言葉を料理できるようになってほしい、そんなことを考えています。

関牧師

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