子供の頃は、時が経つのがとても遅く感じました。しかし、年齢を重ねる中で、段々と時の流れが早く感じるようになっているのは私だけでしょうか?地球の自転が早くなっているのかと思うほどです。もうクリスマス!?と、驚きです。
人間は、見たこと、経験したことを繰り返すと、時の流れが早く感じられるそうです。そういえば、知らない道を車で運転していくと、行きはとても長く感じたのですが、帰りの道はそれほど長く感じないことがあります。それは、帰りの道は、すでに行きに見た光景だからです。
同じことを繰り返していると時が経つのが早く感じられますが、初めての経験をする時は時の経つのが長く感じられるのです。1984年に初めてアメリカに来た時には、見るものすべてが新しい事だらけでした。当時、1ケ月間が1年間に感じたことを鮮明に覚えています。
私自身、時の流れが早く感じているということは、新しい事を経験しなくなっているということです。確かに毎年同じ感謝祭、クリスマスの行事です。しかし、その中にある「新しい主の恵み」を自分は気づいていないのか?と自問自答しています。
毎年繰り返される行事であっても、そこに主が行ってくださっている新しい事に気づいていきましょう。かつての1ケ月間が1年間に感じた、あの感動を再び経験したいものです。
関真士牧師
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