2018年3月30日

4月1日2018年の週報に掲載

 今日は、復活祭です。私たちの信仰は、「空の墓」の上に立つと言われます。イエスが、この地上に実在され、歴史の事実として十字架で死なれました。だから「墓」があります。架空の人物には「墓」はありません。
 しかし、「墓」はあっても、それは「空っぽ」です。なぜなら主は蘇られたからです!

 「空の墓」とは、イエスの十字架と復活の事実を私たちに示します。十字架と復活、これこそ私たちの信仰の拠り所です。

 イエスが墓に葬られた時、横穴式の洞穴に大きな石が蓋として置かれました。そしてローマ皇帝による「封印」が押されました。
 大きな石、ローマ帝国の封印、何が何でもイエスを墓から出さないという強い力が働いています。目に見える物理的な重い石、目に見えない権力としての封印。

 しかし、イエスは、その墓の石を動かし、封印を打ち破って、復活されました。

 この世のどのような力をもってしても、イエスの復活を阻止することは出来ないのです。  イエスは確かによみがえり、今も生きておられます。これは科学の問題ではなく、信仰の事柄なのです。

関真士牧師

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