2012年10月26日

10月28日2012年の週報に掲載

今年は、コナウィンドがよく吹きます。これが吹くと、ハワイ島からの火山ガスがオアフ島を覆ってしまい、蒸し暑くなります。気管の弱い方にとっては苦しい日々となります。

そんな中に貿易風が吹き始めると、一気に火山ガスを吹き流し、ハワイらしい爽やかな空気をもたらしてくれます。牧師館のあるマノアの谷には、今日もコオラウ山脈を越えて貿易風が吹いてきます。なんて気持ちいいんだろうと、何度も大きく息を吸います。

風の向き一つで、こんなにも世界が違ってくるのかと思います。人生には、様々な風が吹きます。時には、人生に暗雲をもたらすような風が吹くこともあります。しかし、そこに聖霊の風が吹いてくると、すべてが変わります。

聖書の中で、聖霊は風にたとえられています。イエス様は「風は思いのままに吹く」(ヨハネ3:8)と言われました。聖霊は人格を持った聖なる神の霊です。ですから、そこに聖霊の風が吹くには理由があります。

昔の訳ですと「聖霊はおのが好むところに吹く」とあります。聖霊の好むところに吹くのです。聖霊の好みとは? 愛と平和と信仰のある所はもちろんでしょう。しかし状況がどうであっても、一人一人が本気で主の十字架を見上げているところでしょう。

聖霊の風が吹いてきたら、帆を一杯に広げて、風の吹くままに進んでいきましょう。

関牧師

2012年10月19日

10月21日2012年の週報に掲載

 実は、2キロほどリバウンドしています。何のことかと言えば、体重です。このように書くことで、自らを戒め、ダイエットへのやる気を引き出そうとしているわけです。11月に日本に行きます。その時に、心おきなく食べられるように、これもダイエットへの強力な動機となります。何とかしてリバウンドをここでくい止めたいということです。

 最近、色々なところから、インターネットでメッセージを聴いてくださっているとか、教会のホームページから小冊子シリーズを読んでいてくださる方に出会います。日本に『リバイバルJAPAN』という雑誌があります。『境界線』を出版している出版社ですが、そこから月2回発行されています。この出版社の編集長の目に小冊子が留まり、今回雑誌に連載を執筆することになりました。

 50歳までに本を出すのが夢です。その夢に一歩でも近づいたように思います。とにかく「伝えたいことがある」のです。そのために語り続け、書き続けます。これもまた、このように書いてしまうことで、自らを鼓舞しているのです。

 私たちは、一人一人みんな神から召されています。牧師だけではありません。それぞれに神の賜物と使命、その人にしか出来ない尊い働きがあります。それはみんな違います。あなたの賜物が活かされ、用いられますように。あなたの、それは何でしょうか?

 『リバイバルJAPAN』は海外からも購読ができます。ホームページから注文できます。   http://www.revival.co.jp

関牧師

2012年10月12日

10月14日2012年の週報に掲載

ノーベル生理学賞を受賞した山中伸弥教授は、50歳の若さでの受賞となりました。IPS細胞の分野における多大な功績ということですが、山中教授はこれでに2度の大きな挫折を経験されたそうです。

一度目は、若い時に整形外科医の臨床医になったのですが、あまりの不器用さにミスを重ね、臨床医から研究者への道へと進路を変えました。

2度目の挫折は、米国への留学中に思った成果を挙げられなかったということです。その結果、日本のある大学の助教授となって研究を続けることになります。

扉が閉ざされるときは、別の扉が開かれている。

 自分の思った通りに物事が進まない、自分の能力を限界を知る、そんな時こそ、実は人生のチャンスであることを覚えておきたいと思います。人の危機は、神の好機です。

 挫折をチャンスに変える秘訣は何でしょうか? それは、まず今自分が出来ること、自分がするべきこと、目の前に置かれている事に対して忠実であることです。

 「あなたは、わずかなものに忠実だったから、私はあなたに多くのものを任せよう」(マタイ25:21)

投げず、腐らず、諦めず、今この時、自分がするべき事に忠実であるなら、必ず道は開けてきます。

関牧師

2012年10月5日

10月7日2012年の週報に掲載

先週1日~2日にかけて持たれたONE NIGHTキャンプも無事に終わりました。おもに中高生が15人くらい集って「性の尊さ」について学びました。英語部のユース・ディレクターをしているChris&Machiko夫妻をゲストスピーカーとしてお招きしました。思春期における「性」の問題について明確に聖書から語ってくださいました。

どうぞ、これからも教会の子供たち、若者たちのためにお祈りください。彼ら、彼女たちが、神の子供として、清く、正しく、心も身体も魂も健やかに成長していけますように。

そして、日本語部の子供のサンデースクールは毎日曜日11AMから持たれています。このためのスタッフも常に募集しています。志のある方がいたら声をかけてください。

2回の学びと、スモールグルプでの分かち合い、そして美味しい食事、ゴキブリに大騒ぎしながら、適度に叱られながら夜更かしして、アクティビティは、タンタラスの山登りでした。ホノルル教会の歴史を説明してから、みんなで寝不足の身体に鞭打って登りました。私も、カロリー消費のために頑張りました。

たったONE NIGHTのキャンプでしたが、参加した一人一人の心の中に、神の御心が留まっていくように祈ります。スタッフの一人一人の献身的な奉仕に感謝します。

大人のキャンプも、という声は以前からあるのですが、いつか実現したいですね。

関牧師