2012年10月12日

10月14日2012年の週報に掲載

ノーベル生理学賞を受賞した山中伸弥教授は、50歳の若さでの受賞となりました。IPS細胞の分野における多大な功績ということですが、山中教授はこれでに2度の大きな挫折を経験されたそうです。

一度目は、若い時に整形外科医の臨床医になったのですが、あまりの不器用さにミスを重ね、臨床医から研究者への道へと進路を変えました。

2度目の挫折は、米国への留学中に思った成果を挙げられなかったということです。その結果、日本のある大学の助教授となって研究を続けることになります。

扉が閉ざされるときは、別の扉が開かれている。

 自分の思った通りに物事が進まない、自分の能力を限界を知る、そんな時こそ、実は人生のチャンスであることを覚えておきたいと思います。人の危機は、神の好機です。

 挫折をチャンスに変える秘訣は何でしょうか? それは、まず今自分が出来ること、自分がするべきこと、目の前に置かれている事に対して忠実であることです。

 「あなたは、わずかなものに忠実だったから、私はあなたに多くのものを任せよう」(マタイ25:21)

投げず、腐らず、諦めず、今この時、自分がするべき事に忠実であるなら、必ず道は開けてきます。

関牧師

0 件のコメント: