2008年6月8日

6月8日週報に掲載

 教会が活動していくためには、様々な働きが必要ですが、私たちは、その働きを「奉仕」と呼びます。それは、教会での働きは、神と人とに仕えるものだからです。世の中の働きは、自らの生活のため、キャリアのため、名誉のため、色々あります。多くの場合は、仕えることより、仕えられる立場を目指して頑張ります。

 しかしイエスは「仕えられる者ではなく、仕える者になりなさい」と言われました。だから私たちは、あえて「奉仕」と呼びます。教会の中では、仕えられる者ではなく、仕える者が神の目に尊ばれます。

 先週の礼拝後に奉仕者フェアーがありました。教会の様々な奉仕の報告、証がありました。目立つ奉仕、目立たない奉仕、様々です。その報告や証を聞きながら、ここに「キリストの教会」があると確信しました。それぞれが神から与えられた賜物を活かして奉仕している姿を見て、心から主に感謝しました。

奉仕の心得が幾つかあります。

 まず仕える心を持つことです。それは相手の益のために、必要のために、自らを喜びをもって捧げることです。会堂に入って、ごみが落ちているのを発見し、近くの方にそれを伝えるか。それとも自分で拾うかの違いです。

 報いは主にあることを知ることです。誰の目に触れなくても、評価が得られなくても、ただ主の報いがあります。天に宝を積むことです。賜物に応じて奉仕することです。一人一人に必ず賜物が与えられています。その賜物を用いることが大切です。

関牧師

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