私が子供の頃、母はよく東京大空襲の話しをしてくれました。 母がいたのは東京の両国という、まさに空襲の中心地であったそうです。 多くの人々は学校に逃げ込みました。 先に中に入った人たちは、後から逃げて来る者たちが入れないように、鉄の門に錠をかけたそうです。 学校の中も一杯だったのです。 しかし、安全と思った学校内は、火の蒸し焼き状態となり、今度は学校の外へ逃げようとしましたが、自らかけた錠が熱で真っ赤になっており、門を開けることが出来なかったということです。 その学校の門に行ったことがあります。 門の内側には死体が黒山になっていたそうです。 私の母の家族は、学校ではなく駅に逃げました。 両国の駅です。 そこで九死に一生を得たということです。
ハワイの真珠湾、ここから悲劇が始まりました。 西欧と東洋の中心にあり、ここを叩けば世界を征服できると思ったのでしょうか? しかし今、私たちは祈ります。 ここハワイから世界に福音を伝えることを。 このキリストの愛と平和がここから東に西に拡がることを。
関牧師
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