2011年4月7日

4月10日2011年の週報に掲載

「こんな時だからこそ」最近、このセリフをよく耳にします。日本のプロ野球が「こんな時だからこそ」試合をする、しない、で意見が割れました。両者の言い分はどちらにも一理あります。この時期にハワイに来られる方も、「こんな時だからこそ来ました」「こんな時だからこそキャンセルしました」。あるいは「こんな時にハワイに来て申し訳ない」というのもありました。 それぞれに考えがあって「こんな時だからこそ」することを決断したり、しなかったり。どれも、その理由が大切なのだと思います。

イエス様は「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい」と語られました。相手の心に寄り添おうとする気持ちが大切なのだと思います。それは隣人への愛です。



自分がしたいか、したくないか、ではなくて、それが相手の益になることなのかどうか。 この動機から始まった「こんな時だからこそ」の判断は、決して誤ることはないでしょう。



私たち教会は「こんな時だからこそ」何をするのでしょうか? 何をしないのでしょうか? 本当に大切なものは何でしょうか?「大切」という言葉は「大いに切迫する」という所から来ています。


つまり緊急事態にこそ、本当に大切なものが見えてくるということです。 今、私たち教会にとって、本当に大切なもの、優先順位というものを考えさせられる機会であろうと思います。

関牧師


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