2012年1月9日

1月8日2012年の週報に掲載

それにしてもペテロとヨハネの目の前で、40年間歩けなかった男が歩き出したという、この奇跡を目の当たりにして、祈った本人たちの驚きと感動はどれほどのものであっでしょうか?
 
もちろん肉体的に癒されたのもそうですが、この男は踊り出して神を賛美し始めたのです。それは、心が変えられ、生き方が変えられ、喜びと希望の人生に変えられたのです。

イエス・キリストの御名には力があります。この奇跡を目の前にした以上、心が燃えないはずはありません。

私もペテロとヨハネの「神のことばを大胆に語らせてください」と祈った、その情熱に共感できます。これまで私の目の前で、どれだけの人たちが、イエス様に触れられ、変えられていったことでしょうか! まずは自分自身を始めとして、実に多くの人々が、死から命へ、絶望から希望へ、恐れから愛へ、涙が溢れ、喜びが溢れ、笑顔になっていく、その神の御業を目の当たりにして、心が燃やされます。

世の中は、ますます混沌とし、苦しみと痛みが増してきます。私たちは、この世にあって、その状況にただ呆然と立ち尽くし、なす術もなく絶望する者ではありません。

私たちには「神のことば」が託されています。私たちにはイエス・キリストの御名が託されています。私たちは、伝えるべきメッセージを持っているのです。

今年は、私にとって牧会の現場に入って20年目の節目の年です。山あり谷ありで色々ありましたが、福音の力への感動と情熱だけはさらに増し加わっているというのが実感です。
関牧師

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