マノアの風に吹かれながらの散歩は、心身ともにリフレッシュしてくれます。そして、時々とても懐かしい感じがします。風の匂いが、日本の春先であったり、初夏、秋の風であったりします。すると、子供の頃の風景がよみがえってくるのです。おまけに木の電信柱が、なんとも言えない雰囲気をもたしてくれています。
ちなみに、ある日本の街で、電線を地中化して電信柱を無くそうとしたときに、住民の反対運動を起こったそうです。なぜなら電信柱は、日本の風景に欠かせないものだということなのです。確かに、子供の頃に外で真っ黒になって遊んでいた時の風景には電信柱があったものです。
話を戻すと、夜の散歩も好きです。家の中の灯りを見ると、なんだかホットします。一つ、とても狭い道があって、そこを歩くと、家の中の音が聞こえてきます。料理を作る音や、話し声など。するとまた子供の頃の、夕暮れ時、路地で聞こえたトントンと包丁をたたく音や、子供の泣き声や、そのころの光景が浮かんできます。
では、散歩しながら昔のことばかり考えているかというそうでもなく、いろんなことを考えながら、時には賛美やメッセ―ジを聴きながら歩いています。散歩は、とてもいいものです。
関真士牧師
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