最近、興味深い映画を観ました。ある日突然に一切の電気が使えなくなるのです。社会がパニック状態に陥る中で、一つの家族の歩みに焦点を当てる物語です。
つい127年前、明治23年(1890年) 日本で初めて白熱電球が製造されました。
電話のサービスが始まったのも同じ1890年で、5分間の通話料金が、現在の価値に換算すると7500円くらいでした。
たった百年ちょっと前までは、電気製品はなかったのです。そして、ウィンドウズ95の発売をきっかけに、世界はあっという間に大きく変わりました。
あまりの急激な変化に、人間の成長がついていけていないのです。原発に見られるように、人間が発明したものであっても、人間がコントロールできないのです。
私たちは、本気で、神に立ち返ることによって、本来の人間の立ち位置を取り戻す必要があります。便利や進歩は良いことでしょう。しかし、人間として何か大切なものが失われていくようにも思えます。
関真士牧師
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