2019年4月19日

4月21日2019年の週報に掲載

 キリスト教は、“空虚な墓の上に立つ”と言われます。

 イエス・キリストが十字架で死なれたという事実のゆえに、墓があります。
 またイエス・キリストが復活されたという事実のゆえに、墓は空です。
 十字架と復活が、まさにキリスト教信仰の拠り所なのです。

 2019年、日本では令和に元号が変わる、今のこの時代に生きている私たちにとって、十字架と復活は、何を意味しているのでしょうか。

 特に、主の復活を記念するこの日、私たちの人生にも復活があることを覚えたいと思います。
 それは、肉体の死後、栄光の身体に復活するという永遠の命の希望です。イエスは「死は終わりではない」と言われました。死は私たちの人生のゴールではありません。私たちの真のゴールは、復活です。

 ゴールをどこに設定するかで、今の生き方が左右されます。復活をゴールとする人生は、希望をもたらします。その希望は、過去の出来事や、今の状況によって左右されません。なぜなら将来に属することだからです。

 復活の希望を握りつつ、主を見上げて前進しましょう。

関真士牧師

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