2007年12月3日

12月2日週報に掲載


『わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。』(ヨハネ14章3節)

 母が、天に住まいを用意され、御国に迎えられた日、私はアラモアナビーチにいました。その日はとても不思議な日で、目を閉じると、母の笑顔、母の手、全て感じられました。私は、たくさんの『ありがとう』を日本にいる母に伝え、ここハワイで、母を天に見送りました。母は、皆さまの祈りと、愛と、時が満ち満ちて、主に迎えられたのだと、今日まで祈り支えてくださった皆さまに、心から感謝しています。
 先週の感謝祭礼拝では、西村兄姉夫妻のいやしの証があり、今、天にある、涙も傷も痛みもない癒しを頂いた母を思うとき、神様がくださるいやしの業は完全であることを思わされ、神の栄光を仰ぎました。

 母の死は、私の心の目を天に向けさせ、神様の、高くて広くて長くて深い愛を知らせてくれました。悲しみに勝る平安が、私の心に広がっています。そして、今、ここにある永遠に希望を置くことが出来ます。
 もう一つ、皆さまに一緒に喜んで頂きたいことがあります。それは、75歳を迎える父が、母の死を通して、名ばかりであったクリスチャンとしての生き方を一掃して、残された締めくくりの人生を神と人とに捧げて、教会を支え、仕える者になりたい、と知らせがあったのです。そして、それは、母の、地上での生涯の使命でもあったことも知らせてくれました。神様は、なんという麗しい方でしょうか。一つの命を通して、神に向く者の心になさる業は、何という素晴らしさでしょう。父の献身は、私に大きな慰めを与えてくれました。そして、天に確かな希望を持ち、私も、このハワイで、前進してゆく勇気を得られました。 主の御名を賛美します!! ハレルヤ!!
                                    関れい  

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